2005年10月15日(土) |
コバルト買ってみた…… |
実は、これが2冊目です。 あの……とてもはずかしいのですが、今までコバルト・シリーズって読んだことありません。 それでコバルトに投稿しようなんて、まったく図々しいにもほどがあると思い、雰囲気を知るために雑誌を買ったのですけれど……。 はい。よくわかりました。(^ー^;
まず……。やはり、私の知らない世界でした。 いえ、あの、正直、私の年代でこのノリについていけたらかなり危険だと思うんですよ。ある意味。これにハマって夢中になって読める年齢でないことは、間違いないです。 でも、もうひとつ言えるのは……。 やはり、この世界が私の書く傾向に最も近いのかもしれない……ってこと。 それに、作品がどれもこれもひとまず読めるだけの簡易さとわかりやすさを持っているってこと。 難解すぎて途中でダウン! ってものもなければ、退屈すぎてギブアップ! ってものもない。 その点、プロなんだなぁ……と思います。
あと、どの人も「コバルト文体」ていうので作品を書いているのだな? と。 わかりやすいのはわかりやすいけれど、読み慣れていない私には、あれ? はれ? はぁ? と思ってしまう。 読み慣れている人には、この文体じゃないとダメなんだろうか? ためしに今度【です・ます体】で投稿してみようっと。(^0^; どうせ、箸にも棒にも掛からんのだから。
今回、ローマを舞台にした作品があった。けれど、かなり研究しているわりに、全然ローマの空気が伝わってこないんですよね。なぜだろう? ストーリー的には好きだった。 もっと長いところで書かせてもらえれば、きっと面白い話になっただろうにな……。あらすじ読まされたような。その合間に、どれだけ男が美形なのかを聞かされたような……。
あと、あなたプロですか? っていうひどい作品もあった。 語彙の豊さはあるし、かなり調べているのだろうと思うのだけど……なんせ、お話がお粗末。 これは明らかにやり手のかっこいい男同士をイチャイチャさせるためだけに書かれた作品に違いない。(笑)視点はころころ変わって忙しいし、あまりにありふれた展開だしなぁ。
面白いのもありました。 きっと、その人が看板で雑誌の売り上げを引っ張っているんだろうと思います。 残りはきっと、人気が出るまで切磋琢磨でがんばる人たちなのかな? などと、たった2冊読んだだけで偉そうなことをいう私は、何者じゃい!
実は、この雑誌「コバルト」を読んで、投稿しようと思っていた作品を180度書き換えました。 自分らしさは捨てるつもりはないですけれど、私の中にあるコバルトらしさを、もっと押し出してもいいかな? などと。
あ、ちなみに……【マリみて】は本屋でこっそり立ち読みしております。(笑) 面白いけれど、さすがにあの冊数がででーんと並んだら、圧倒されます。 だいのおとなだろ? 立ち読みするな……ごめん。(ーー;
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