チキチキ・ボーンを食べていたら……。 旦那と私じゃ、なぜか残った骨の雰囲気が違う。 よくよく見ると、旦那はかじってはポイ、かじってはポイのもったいない食べ方なのだ。が、私ときたら骨までしゃぶるような食べ方。 かくして、旦那の残した骨は太く見え、私の残した骨は実にきれい。 「怪獣」というのは、旦那が私の食い意地の悪さを言ったものだけど、怪獣みたいに食べないと、鳥さんに悪いでしょ?
とはいえ、私の食べ方は実に卑しいかもしれない。(笑) ケンタッキー・フライド・チキンも、びっくりするくらいにきれいに食べてしまう。 コラーゲンいっぱいの軟骨もバリバリ、肝臓が残っていたらそれも食べる。 ここまできれいに食べる客は私くらいだろうと思うと、やはり怪獣かもしれない。こんな食べ方、嫌がる人もいるかも知れないけれど、やっぱり鳥さんに悪いでしょ?
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中国の暴動の有様に、ほとほと心が痛みます。 「でも、やっぱりその頃に日本人がやってきたことって、余り語られていないかもね」 などと、隣で言っている。意外と冷静な相方ですわ。 まぁ、どの国だって、自分達を悪人にすることはない。ちょっとドイツがどうだったのか、知りたくなった。 というのも、日本人に比べると、欧米の文化のほうが自分達の非を認めながらないと思うんですよ。謝ったほう負けっていう感じで。日本人は、まずは謝ってから物事をなすってパターン。逆に口だけになりがち(?)なのかも知れないけれど。 必要以上に卑屈になる必要もないし、甘んじて受ける必要もないけれど、ただ嫌悪感を募らせるだけでもきっといけないのだろうと思います。 どうも『英雄――ヒーロー』のような映画を作る人々が、そこまで戦闘的で攻撃的だとも思えないし。 文化大革命のような過去を持つ国でもあるから、世論が一気に暴動に偏る可能性もあるけれど、せっかく戦後培ってきた友好を一気に壊すことなく、守るように努力してもらいたいなぁ、と思います。 とばっちりを受けている人たちがかわいそうだ……。
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憲法って改正されるの? うーん、だとしたら、9条の問題かな? それって嫌だなぁ……。 だって、世界で「戦争放棄」を謳っている憲法って、他にないんじゃないか? と思うんですよ。つまり、人類が長く生き残るためには一番進んでいる憲法だと思うんですよ。 そりゃあ、現実と理想のギャップってあるけれど、現実がこうですから、理想も妥協しましょう……ってのは、どうでしょうか? 憲法9条があるからこそ、いざ自衛隊を海外派遣しようという時に論議が尽くされるわけです。さんざか問題になるわけです。それがいいんじゃないでしょうか? アメリカから押し付けられた憲法だ! という人もいますけれど、それをいうなら民主主義だってわが国で生まれたものではないですよ。 生まれがどうであったとしても、今、大切であることに沿っていれば、誰が考えてもいいはずです。 過大解釈? 大いに結構。その精神に乗っ取って判断するのは、その時代の人々なのですから。 戦争で他国も自国も不幸な歴史を歩んだ我々なのですから、そのくらいの精神は守って足枷にしてでも、平和を訴える国であるべきかな? と思うのです。 理想なくして実現なし……。(^−^) ……と、一応言っておこう。怪獣だからさ。(笑)
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