ハローワークに行ってきました。 でも、危機を感じていないのか、自分がこの仕事をしていたとしたら……などと、想像の域を超えません。 しばらくダーリンに養ってもらう生活が続きそうです。(^^;
時間があったので、英会話のチャターラウンジに参加しようと思いました。が、時間が上手くあいません。 自由に出られるシステムなのですが、自分よりも下のクラスは受けられず、上のクラスは怖すぎて……(^0^; で、本屋さんにまた立ち読みに行っちゃいました。
あ、誤解しないでください。(^^; 私は、常に立ち読みで済ませているわけではありません。 欲しい本は、だいたいアマゾンで買っているのですが、何か面白いのはないかな? と物色するときは本屋さんなのです。 ネットにはない本屋さんのよさは、本を手に取り、ぱらぱらと見て、自分の好みかどうかをチェックできるところです。 重さや厚さ、びびびと来るフィーリングなんかが、買うポイントです。 ……で、たまたま夢中になって全部読んじゃうことがあるだけなんです。。。
で、今日読んだ本は……谷川俊太郎の詩集。【ダーリンは外国人】(おすすめです)【負け犬の遠吠え】など。その中で【ダーリンの頭の中】を買って帰ってきました。
で、負け犬の遠吠えなのですが……。 最近、この言葉が流行っていますねぇ。負け犬。(^−^; 正直言ってきらいです。この言葉。 結婚した・しないで、勝った、負けた、とは、何さ! と思ってしまったわけで、その心を読んでやろうと立ち読み。 そこで思いました。
これは、一理ある。
だいたい、拙作【信じて神様・疑って悪魔】は、負け犬って言葉が流行る前から書き続けてはいるけれど、まさに負け犬のお話ではありませんか! (^0^; 主人公麻衣は、さんざん負け犬根性です。 私もなんせ晩婚ですから、結婚した友人の何気ない一言に苦笑したものです。 今でも覚えているのは、友人が子供に私を紹介したときに 「この人はおばさんじゃないよ。まだ結婚していないんだから、お姉さんと呼びなさい」 ……おい。(^−^;
つまりは、キャリア・ウーマンだ、ともてはやされたこともあったけれど、結婚できないことはどこかで心の傷になっているんですよね。 特に、自分の体の衰えを感じ始めると、強く感じ始める。 もちろん、若さや美しさ以外のステータスを身に付ければいいのだろうけれど、どんなに自分が立派であっても寂しさは変わらない。 どんなに自由になったって、人間は生まれてそだって生んで育てて……を繰り返すのが、自然であって、それから外れるのは不安定になるらしい。
でもね。 やはり結婚だけがすべてではない、という気持ちはあります。 私は結婚したけれども、子供はいないし、これからも出来ない。 36歳で結婚した私は、完全な勝ち犬ってわけではない。どちらかといえば、負け犬の苦杯を十分になめてきたタイプだ。 生み出すものもなければ、育てるものもない。勝っているようで負けている。 でも、別に勝ち犬が羨ましいわけでもない。 いいなぁ……とは思うけれど、別に今のままでも構わないから。 逆に子供がいないからこそ、自由にこうして執筆も出来ているし、いろいろなことが出来るんだ。 子供がいる人にしてみたら、私が羨ましいくらいなんじゃないのかなぁ?
それこそ、本当は勝ちでも負けでもない。 でも、この本が面白いなぁ……と感じたのは、勝ち負けがないところに、内心潜んでいるジェラシーに、あえて【勝ち負け】という強烈な言葉で端的に表したところだな。
結局、3分の1しか読んでいないので、今日の感想に書かずに日記に書いてみました。
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