「市民ひとりひとりの声を大切にします」 ……って、公約だろうか? 選挙が近くなってくると、このようなフレーズを聞くことが多くなる。 私は天邪鬼だから、とっても疑ってしまう。(^−^;
ひとりひとりの声を大切にするとか、耳を傾けるとか、意見を聞くとかいうけれど、あまりにもあいまいで、客観的に聞いた聞かないの判断ができない。 約束……というよりも、選挙で選ばれた人ならば、むしろ当然のこと。
だいたい、人間というものは、立場が変われば考え方も変わるし、同じ立場でも個性があって、思っていることも違うはずだ。 ひとりひとりの意見を大切にされたって、最終的には100あったら99は切り捨てなければ、何も決まらない。 むしろ、自分を贔屓にしてくれる人たちの意見を大切にしすぎて、問題をズルズル先延ばしする政治家が多すぎる。 だからこそ、【ひとりひとりの声を大切に】なのだろうが、人の声より自分の声を大切にしてほしいものだ。
もちろん、いろいろな人の意見を聞くことは大切だ。 でも、多数決が正しいわけでもないし、多くの意見の平均値が正しいわけでもない。 人はみんな、自分のことを考えて意見をいうものだ。 みんなの意見とか、みんなの声とか、そのようなものは意外に無責任だ。 人の意見に耳を傾け、情報を得ることは大切だろう。 でも、最終的に決断を下し、人々に納得させることのできる人を選びたいものだ。 【ひとりひとりの声を大切に】と強く訴える人に、99を切り捨てる決断力があるのかどうか、時々とても疑問に思ったりする。
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