本日の感想文。

2002年11月09日(土) 石投げちゃえ!

【漆黒のジュエル】への反応に対しての独り言みたいなものです。

終わりよければすべてよし……
という言葉があるけれど、終わりが悪ければ何にもならん……ということでもある。
どうやら、今回連載終了した作品は、読者にとっては
「石投げちゃえ!」ってラストだったらしい。(^^;

書いた作者は、多少の賛否両論はあるだろうし、考えさせる内容かもしれないし、かえってほのぼのとしたイメージで、読み終わる人の方が多いだろうと思っていたのだが……。ううむ……。
薄情な性格が災いしたのか、それとも表現不足なのか。。。
薄情な性格は直らなくても、表現が足りないならば、どうにかなるなぁ……などと考えている。

残酷な終わり方で言えば【陽が沈む時】のほうが、うんと悲しい終わり方だった。
それでも、兄殺しのアルヴィに対して、人でなし的過激な批判はなかったと思う。
しかし、今回のエリザに対しては、もうほとんど憤りを感じている人が多いようで、読者の方には不快感を与えてしまったようだ。

作者としては、不快感を与えるために書いているわけではないので、どうにかしなければいけない。作品を書いたうえは、やっぱり責任があるとも思う。
どんな責任といえば……。ちょうど政治家が本音とはいえ、うっかり発言が問題になるのに似ている。
真摯に受け止めて、推敲してみようと思う。
もちろん、言い方を変えたところで、政策を変えない政治家のようなもので、
「それなら納得」と、読者に思われるかどうかはわからないけれど、どこか納得ができないような、不完全燃焼な気分だけは払拭してしたい。

しかし……。
もともと、子供のいる人には許せない結末……と思っていたのに、母親どころか、男性からも納得ができないといわれると、思わず世の中のお母さんたちに、読まれて欲しくはない気がしてきた。
世の中、18Rとかありますが、これに近い気持ち。
あう、日本中のお母さんから、石投げられちゃいそう……
……あ、そこまで読まれるわけないか(^^;


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