三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

ずっと貴方を愛してる 詩 part3
2011年02月12日(土)
命をかけて愛した人へ

この4年ありがとう 一言書いた手紙を残し
貴方が去って行ったあの日から 私の心は止まったまま
手紙の事も知らずに 私は
貴方の匂いにつつまれ 安らかに眠ってた


貴方が来たと解る度 飛んで出た玄関先で
何時も 微笑んでくれたわ
辛い顔 苦しい顔 見せなかった貴方に
どれだけ救われてたのか いなくなって気が付いた
大切な宝物を失ってしまった 命より大切な宝物

言葉に出来ない 両手いっぱいの感謝や
言葉に出来ない 深い愛が
今も 私の所に 残ったまま

貴方がいなくなって 2ヶ月後 
私に届いた新しい宝物は 小さな命

自信が 無かった 
貴方がくれた宝物 大切に育てる 自信が

「自分の道は自分で決めなさい」
そう言い残して 何処かに行ってしまった 貴方

不安に振るえた夜 
消えてしまいたい朝
涙零した 深夜
そんな時 見ていた 2人の思い出の 微笑む写真

そして 決めた 自分の道
この手に 抱いた 貴方がくれた 宝物


探して 見つけた 光 それは新しい命をくれた
沢山の不安
心の暗闇
大きな愛
そして 私の手の中に 暖かな温もり 愛の証

凍えそうな心 必死に隠し 子供に微笑む
明日 命の火が消えるかも知れない そんな時
貴方の足跡 見つけて 
声がかれるほど 大声で泣いた

「ママ大丈夫?」 「痛くないでしょ?」
微笑む 宝物の後ろに見えた 微笑む貴方が

この宝物がある限り
穏やかに 暮らして行ける
宝物の後ろに 貴方が微笑んでくれている

振り向かない
迷わない
この地球の何処かで
宝物と重なる 貴方の微笑み

私を残して 消えた宝物は
新しい命を残して行ってくれた
もう それだけで十分だから

どんなに 逆境にいても
どんなに 困難が襲って来ても
どんなに 辛くても
どんなに 悲しくても・・・
光り輝く未来を手に入れてね

明日 命の終わりが来ても
私は 貴方を忘れない
貴方にも 私を 忘れて欲しくない
1つの時代だったと あれはあれで良かったと
1つの命を 地獄から 救った 時代だったと
憎んでも良い 恨んでも良い
忘れないで 貴方が救った命があることを
この地球の何処かで
貴方を見守る 命が あることを


ありがとう 命をかけて愛した人
命をかけて愛してる人





探しもの

貴方が近づいてくると
私の鼓動が高鳴った

貴方が触れると
全身の力が音を立てて崩れた

貴方が囁くと
心が乱れた

そして 私では無くなった


どんな 飾り立てた言葉より
どんな 優しい言葉より
どんな 眼差しより
欲しいものがそこにあった

手を伸ばせば
すぐ側にあったのに
今は もう気配もしない

欲しい時に あったものが
求めても なくなった

貴方の匂い 
貴方の吐息
貴方の・・・
何も残っていない

私は 探し続ける
私の 探しもの




溢れる 想い

どんな 言葉にしたら
貴方に この想い 届くの?

どれだけ 祈ったら
貴方に この望み 届くの?

どれだけ 考えたら
私の 叶いは 届くの?

どんなに 愛してるか
どうしたら 伝わるの?

この 想い
どうしたら 受け止めてくれるの?

凍えそうな 心を
どうしたら 暖めてくれるの?

恐怖に 振るえる身体を
どうしたら 抱きしめてくれるの?

どうしたら・・・
どうすれば・・・
この溢れる 想い 届くの?




長い指

ベランダの窓を開け
貴方が飛び込んで来た あの日
私だけじゃ無いんだと
確信した あの夜

私に触れ 私を抱きしめ
貴方の心が 悲鳴を上げた
私の顔に落ちた 涙の滴

辛いのは 私だけじゃない
苦しいのは 私だけじゃない
無言の貴方の涙が
私に教えてくれた

そのまま 夢の中に落ちていれば
私達は 変わっていたの?
そのまま 貴方を受け入れていたら
私達に 未来はあったの?

そのまま 貴方が抱いてくれてたら
今でも 同じ時を重ねていたの?

夢の中に出て来て
私を 抱く貴方

どうか 聞かせて
どうか 感じさせて
貴方の 気配を 

その長い指で




記憶

愛した貴方の記憶が

愛されて居た時の記憶が

どんどん失われて行く


時間が忘れさせるのではなく

心は憶えて居たいのに

病で貴方を忘れて行く


だんだんと失われていく

愛した記憶

愛された記憶


なくしたくない心が

失いたくない心が

病で消えていってしまう


怖い

苦しい

辛い

私から奪わないで

生きる支えなのに

楽しい記憶

嬉しい記憶


助けて

助けて・・・


つながらなくなった 私の記憶

私の・・・







私はどうして こんな病気に なってしまったんだろう

微笑む事も出来ない

大声で笑うことも無い

感情が抜け殻になってしまった



どうして生きて居るんだろう

どうして死なないんだろう

生きる資格があるのだろうか?

傷つけて 傷ついて 人を恨んで 過去を恨んで 幸せな時を忘れ

それで 生きる意味があるのだろうか?


もしも 聞くことが出来たら 何て答えるんだろう

死んでくれって 言われるのかな


私は心の病

抜け殻の私




暖かさ


深夜 頬を伝う涙と

右側に誰か居る気配で目が覚めた

そこには 貴方の眼差しがあった


朦朧とした意識の中で、

貴方は、あの時と変わらない暖かさを

優しさと温もりを 残して消えて行った


逢いたい・・・逢いたい・・・逢いたい・・・

今も残る右手の暖かさ


まだ・・・



あれから・・・

あれから

どれだけの月日が流れて

私は何を失ったのだろう。



あの時 貴方が残したメッセージを

大切に 大切に 閉まって置いた


どうして 忘れようとしている頃に 貴方の気配を 感じてしまうのだろう

私が 私の心が 私の身体が 貴方を探しているから?

貴方が 私を 心配してくれて居るから?

ずっと ずっと 探し続けて 私は生きて行くの?


あれから・・・探し続けてた

ずっと ずっと 探し続けてたの


貴方を・・・