三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

あれから。。。1
2005年03月23日(水)
なんで私がこんな目にあわないとあかんねん。私が何をしたんや。
病気を治す為に病院に来て、殺されそうになった私の気持ち解るんか?!
医者を恨み、旦那を恨み、自暴自棄になって荒れてた。


事故直後、何かを食べる事に脅えた。食品添加物に脅えた。
これを食べて当たりだったら、私はどうなるんだろう。外食する事も出来なくなった。
食べた事が無い物を買わなくなった。買えなくなった。
お総菜1つにも神経をピリピリさせた。

薬に脅えた。
この薬は身体に合うんだろうか。この薬飲んで発作は起きないの?
すべての事に対して神経質になって、旦那にも子供にも当たりまくってたあの頃。

気がつけば、刺々しかった私が少しずつだけどましになって行った。

年月が人の心の傷を癒してくれるって言葉は本当だなぁと最近実感する。
自分が求めた時に、誰かが助けてくれると実感する。

引っ越しをして来て、事故に遭う前にかかって居た病院に通い出した。
前と何ら変わらない対応が私を救ってくれた。
「未来ちゃん大きくなったねぇ。前に入院した時はまだ赤ちゃんだったよね」
何気ない看護婦さんの言葉が私をほっとさせてくれた。

「アスピリン喘息のテストは手間暇もかかるしお金もかかる。
でも100%の結果は絶対に保証出来ない」
事故後、いろんな先生に見て貰ったけど、此処まではっきり言ってくれた先生は初めてだった。
この事は、自分でも調べてたから理解してた。
結局、白黒がつかないまま私は生きて行かなければならないって事は知って居た。
でも、お医者さんが此処まで踏み込んで言ってくれたのは初めてだったから、
すごく嬉しかったし涙が出た。
先生の顔は、「辛かったね。苦しかったね」って言ってくれて居た。


毎月、通うのが苦痛でしか無かった事故が起きた病院。
病院の入り口で何度もUターンしては家に戻った。病院に入る事が出来なかった。
「殺されそうになった病院に自分の身体を預けるのはもう嫌だ」何度もそう思った。
でもどうする事も出来なかった。


でも今の病院は違う。
「今日もまた来てるの?今日はお母さん?未来ちゃん?」
なんて気軽に声をかけて貰えたり、知らない看護婦さんが名前を覚えてて話しかけてくれたり、
とってもアットホームな病院なのだ。今は病院に行くのも苦痛じゃ無い。

「あの地」で起きた事故。京都での生活で少しずつ癒されて行く私。

「何時どうなるのか解らないのに無駄な事はやめよう」
そう思って居た私が趣味を見つけた。
辛い事・苦しい事、全部忘れて頭空っぽにして打ち込める事が出来る趣味。
おしゃれをしだして、化粧をしてコンタクトをする私。
携帯メールで友達との雑談が毎日の日課となって、
あれだけPCの前に居たのに、何時の間にかPCに距離が出来た。


あれから。。。2へ続く♪