三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

海外留学生から見た日本の生活
2003年08月20日(水)
娘には仲良しのお友達が居る。外国からの留学生夫婦の子供さん。
豚肉とお酒は厳禁の国からの留学。旦那様は大学生。
でも、国に帰るとどうも偉い人らしい。私は良くわからんのだけど(笑)

子供さんは、日本語と母国語を使い分け、日本語もペラペラ。
お母さんはほとんど会話に不自由が無いが、
少し長い会話になったり、難しい?日本語になると固まる(笑)
当たり前に会話が進まないのだけど、
会話が固まると、子供に説明するように1から話す。
これが自分の勉強になったりするので、私はそのお母さんと話すのが好き♪
そのお母さんが、先月末赤ちゃんを産んだ。
日本は、当たり前のように紙おしめを使うが、
外国育ちのお母さんは、もったいない・高いと言う。
そりゃそうだわ。物価も生活水準も違うもん。

そこで布おしめの事を話して上げた。安くつくので助かると言う。
私はそのお母さんの目の前で、友達の所に電話をした。
本に出て来るPOOさんの所だ。
「POOさん〜布おしめ使ってないのあるやろ〜くれっ」
「なにするの〜〜」
「簡単に事情を説明」
「良いよ〜もう使わないから〜余ってるパットとかも送って上げるわ〜」
「ありがと〜」
と言う事で、早速昨日荷物が届いた。

あたしが娘を妊娠中、布おしめにすると言った。
親友のかずちゃんは「絶対無理だしやめとき〜」と言った(笑)
事実無理だったし〜
POOさんが妊娠中、布おしめにすると言った。
絶対無理だしやめとき〜と親友と私が2人で言った〜やっぱり1日で挫折した(笑)

留学生のお母さんは喜んで使ってた。何度も有り難うと言われた。
紙おしめ1枚30円ほどなんだけど、もったいない・・・この言葉に考えさせられた。

紙おしめがもったいないとは思わなかったけど、
ゴミ捨て場には、まだまだ使える電化製品が転がって居て・・・
このままで良いんだろうか?!
せめて、捨てる前に誰かが使えるかな?と考えて見ても良いんでは?

留学が終わり母国に帰る時には、家財道具は次の年に来る留学生にあげるらしい。
コンテナ代が高くて持って帰れないと言った。
そうやって、次に来る人の事まで考えて、大切に家財道具を使って居た。
彼女の家の中は、家財道具がちゃんとあって、普通の日本の家庭と言う感じだけど、
今の日本で、家財道具を使い回して使う人がどれだけ居るだろう。

娘の新生児の時の服や、使わなくなった物は、
地域のボランティアの所に寄付をしたり、幼稚園に寄付をしたりしている我が家だが、
「綾さんは偉いね〜」と言われる。
偉いんじゃ無くて、使える物を使い回しする・・・当たり前なんだけどね。
ゴミも減って使う人も喜べばこんな良い事は無いし。

最近、娘の服を捨てる前に考える。まだ使えるかな?
破れたシャツはゴミ箱に行く前に、雑巾にしてガスレンジなどを拭いて捨てる。
みんなが実践した時に、森林伐採などが少しでも減るのでは?

彼女と話しをしていると、経済大国日本は貧しい国のような気がする。
本当に豊かな国は、心が豊かな国なんたろうね。