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三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記
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☆ 綾 姫 ☆
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決戦の前の説明(ぉーぃ
2003年06月29日(日)
喧嘩を売りに病院の入り口を入ったら、
救急外来でしか逢わない、救急外来の部長とばったりあった。 2年前の事故で、話し合った時からの付き合いで、 あたしが救急外来に行くと、何時も挨拶?に来てくれて、 「この患者さんは僕の知り合いだから、ちゃんと治療をして上げてねっ」と スタッフに声をかけてくれたり、 時には、普段は救急外来に絶対に来ない、 部長クラスのDrを私の為に呼んでくれたりと、いろいろと世話になっている。 これは、2年前の事故の時の約束だからだ。2年前・・・あの恐怖の事故。 私は裁判しようと決めて居た。だが、親父の一言で裁判するのをやめた。 裁判するのをやめる代わりに、 「我が家族がちゃんと治療を受けられるようにしてくれ」と言った。 あれから2年、救急外来では本当に良くして貰った。 他の患者さんが、2時間待ちで待っているのに、 私はカード1枚で、待ち時間無しで診察して貰っている。 娘も「救急外来に待ちがある」と言う概念が無く、 「こっちよ」と救急外来を指さすと、 受付もせず堂々と診察室入り口のドアを開けて入って行く(笑) 入り口を入ると、知り合いのDrや看護婦の1人や2人は必ず居て、 「今日はママかな?娘ちゃんかな?」と、時には遊んで貰ったりして(爆) おいおい〜此処は超多忙な場所で、みんな待ってるって解ってるの?って、 何時も思うけど・・・まっ良いか〜(笑) と、こんな付き合いをしている救急外来の部長に、今回の事を怒鳴りまくった。 「スタッフにちゃんと指導しとくから」と約束してくれた。 いよいよ・・・10階呼吸器病棟に向かう。 先に、私の主治医が居る所の病棟婦長に、第三者的意見を聞こうと思ったからだ。 10階、呼吸器内科病棟に居る看護婦さん達や婦長さんには、 ものすごく良くして貰った。 熱発している時などは、頻繁に様子を見に来てくれたし、 何時も酸素を気にして、酸素計を持って来てくれたり、 顔を見ると「調子はどう?」といろんな看護婦さんが声をかけてくれた。 ここの婦長は、じっとしている事が無い。 何時も病棟の中を走り回って居る人で、 手術前の人を安心させたり、お年寄りには声をかけたり・・・ 本当に頭が下がる思いだった。 婦長なのに一番働いて居るんちゃうか?と思うくらい。 だから、病棟看護婦も本当に良くしてくれる人ばかりだった。 婦長が笑顔で話しかけると、患者の顔色が変わり笑顔になった。 これは婦長の人徳。 それと、2年前の事故の事を知っているので、 主治医がちゃんと指導をしてくれて居たのだと思う。 いろんな部分でVIP待遇だった。 多い時には、主治医は1日に6回くらい、私のベットの所まで来てくれた。 普通、あの多忙病院では考えられない多さだった。 消灯になりテレビも消えた深夜、私は2年前の事故のフラッシュバックに襲われて居た。 このまま眠ってしまったら、目が覚めないのでは? また発作が起きるのでは無いのか? 泣いている私を見回って来た看護婦さんが、 背中をさすりながら1時間話を聞いてくれた事もあった。 「辛かったね〜苦しかったね。一生頭の片隅に残る、辛い傷をつけてしまったね」 看護婦さんの手は温かくて・・・ 10階呼吸器内科病棟で精神的ケアもして貰った。 所が、9階糖尿・内分泌・精神科病棟は最悪の病棟だった。 |
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