三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

本当にそうなんだろうか?!
2003年05月19日(月)
サーチ別館から、リンク先をたどって久しぶりにネットサーフィンした。
1時間くらいしてただろうか・・・あるサイトの掲示板に行き着いた。
メンタル系サイトの掲示板なんだけど、
読んで居て「それ違うやろぉ」と思う事がいっぱいあった。
でもそれを書いてしまうには、余りにも悲しい管理人さんの現実もあった。
私は足跡を残さずに帰って来た。

確かに心の病気を持っていると、誰かに依存したくなるのは良くわかる。
私も「ずっと貴方を愛してる」に出てくる彼に依存してた。
依存してる間に気がついて居たら、私は彼を失わずに済んだのかも知れない。

その掲示板には、
「彼を信じたら良いねん」「彼が救ってくれるよ」
「言葉にしなくても、心の奥底でつながってるよ」

本当にそうだろうか。
好きとか愛してるとか言ってる間は、それで良いかも知れない。
でも、好きとか愛してるだけでは、その人と一生同じ道を歩いては行けない。
ずっとそうやって生きて居たら、
彼もその内に辛くなるのは目に見えて居て、
言いたい事も言えない夫婦になってしまう。私はそう思う。
はっきり言って、依存されて居る方も疲れるし重い。
依存されて居る方が壊れてしまう。人間そんなに強くないから。


私もどん底にたたき落とされた。精神科の隔離病棟に入院した。
生きる事なんかどうでも良かった。
だから、依存してる人の気持ちもすごく良くわかる。
反対に依存される辛さも味わっている。
「ママに相談したら何とかなる」「あいつに店を任せたら大丈夫」
あたしだったら、あたしだから・・・数年言われ続けた。
トラブルがあったら、私だったら解決してくれるだろう。
きっと、あの頃すでに私の心はずたずただったんだろうね。疲れてしまって。
責任感で自分を縛り付けて、地位と言う肩書きにすがって・・・馬鹿みたい。

依存される方も、まじで辛いよ。依存してる方はすごく楽だけどね。
何処かで、これじゃあ治らないって踏ん切らないと、
何時までたっても同じだと思う。

依存してる時に、彼に言われた言葉がある。
「自分の足で歩け。自分で決めるしか無い」
あの頃の私には、この言葉の本当の意味が分からなくて、
なんて冷たいんだろうって思ってた。
でも違うんだよね。依存してる事に気がついて欲しかったんだと今なら解る。

依存されて居る方は、突き放す事が出来ない事を知って欲しい。
相手が自殺でもしたら、自分の責任になってしまうから、
愛では無く、責任で一緒に居る人がどれだけ居るだろう。

彼も、離れて行く事はすごく辛かったと思う。
もしも離れて私が自殺でもしたら・・・すっごい悩んだはず。
離れるのも勇気が居る。一緒に居るのも勇気が居る。
だったら、どっちが楽だろう。

甘え・依存・自立・・・難しい問題だよね。