「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2013年04月21日(日) ねむの木サロンオペラ椿姫(演奏会形式)

☆この時は逆転負けをまだ知らず 川越 麦そよぐ
勝ったつもりが実は大敗

いつまでも長生きしてねホンマかよ 岡山 巴里雀
死なれちゃ困るときなら本音

ある意味でブレる事ない北の国 藤枝 寺田克
あとどれほどで自己崩壊

集金人今では新聞だけになり 我孫子 龍野目玉
集金で給料もらえるのが不思議

出不精になってしまった愛煙家 高知 小島雅博
それじゃ薬屋困るでしょ

特番というが時間が長いだけ 伊丹 晶べい
特別愚劣な番組さ

遠景の富士も家賃の四畳半 大和 風鈴
窓を開ければ隣のアパート

5歳の差縮む気がする年取ると 座間 ぼうちゃん
差は縮んでも死ぬまで先輩

迷彩服米軍似だが反米国 茨城 つなさんど
戦争になれば互いに殺し合い

対向車たのむよまっすぐ走ってネ 宗像 さおみの
ドライバーが認知症だと難しい

社のパソコン誰が検索バイアグラ 草津 若草ホープ
そら重役に決まってら

若いころ老害主張石原氏 高松 独月亭
今じゃ老害最高峰

学会のため休診と誇らしげ 静岡 青柳茂夫
患者の益になるならね

なぜお金?思えば不思議お賽銭 白石 よねづ徹夜
金額でご利益決まる宗教だもの

仲畑流・万能川柳
毎日新聞 2013年04月21日 東京朝刊
☆印は秀逸(仲畑貴志選)




10時
大切な方から
大事なメールをいただいたのに
気付かないまま
ねむの木サロン集合。

枯木の如く干からびた体に
水分を少し補給して
合唱の練習開始。

初回の練習が
3月30日。

それから超特急の突貫工事。
はーちん先生の
月明下の猛ノックの如き
特別レッスンを2回。

ようやくここまでたどり着きました。

あっという間に昼になり
家では許されない
海老カツサンドや
チキンカツサンドを
この時ばかりといただく。


13時30分
開場。

客席はどんどん埋まり
当日券も予想以上の売れ行き。

用意した椅子は早くも満杯になり
補助椅子を繰り出すもすぐに満席。

遠く宇都宮から
いらしていただいた大切なお客様には
何と階段にお座りいただく羽目に。。。

14時05分開演
ねむの木サロンオペラ
椿姫 全3幕
ヴェルディ作曲
ピアノ伴奏版 演奏会形式

ヴィオレッタ:新美賀子(1,3幕)
       茂木美樹(2幕)
アルフレード:志田雄二
ジェルモン:山本悠寿
フローラ:藤本江理
アンニーナ:山田亜寿香
ピアノ:
荒井俊子・茂木真樹・新井祐子

開演後は例の如く一瀉千里。

落ちまくってしまう場面もあったけれど
6人の独唱者の圧倒的歌唱力が
全体のレベルを著しく引き上げる。

Nandatte Cantabileも
たった一人の合唱第1テノールとして
歌わせていただき
かなり不充分ながら
ヴェルディ生誕200年を飾る
大傑作オペラを満喫。

もうこれで思い残すことはないかも。

合唱は混声合唱団コール・エッコから7人
佐野市民合唱団”Voice”から2人
コール葉聖里(佐野女子高OB)から2人
そしてはーちん先生ご夫妻の計13人。

ハーチン先生はガストン子爵を兼ねるなど
独唱を兼務するメンバーも4人いるので
実質は9人。

コール・エッコから7人、
ハーチン先生ご夫妻や
アスカ先生も出演されるにもかかわらず
コール・エッコからの来場者は0?

やってる音楽の質と志向が全然違うので
当然か?!

合唱の第1テナーは
Nandatte Cantabile一人。

第2テノールや第2アルト、
ガストン子爵などと同音、同一歌詞の部分は
第1テナー無しでもいいのでしょうが
第1テナーが完全に他の演奏者と別の音程を
歌わねばならない部分などは
絶対に落としたくないでしゅ。

逆にそれだけやりがいもありましたが。。。

前日のゲネプロ第3幕は
涙なしには聴けませんでしたが
本番では楽屋裏のキッチンでの
立ち聞きになったので
泣かずに済みました。

16時30分ごろ無事終演。
椅子を片付け
17時20分頃から
大テーブルを演奏フロアに移して
打ち上げ。

ねむの木サロンでビールを見るのは
多分初めてでしゅ。

Nandatte Cantabileも
喉から手が出るほど
呑みたかったのでしゅが
19時から急に別の野暮用が入ってしまい
泣く泣くソフトドリンクと
佐野名物、大島屋の芋フライ。。。

声楽指導者の森先生、
東京からの出演者が
佐野ラーメンを召しあがるため
退出された後
18時Nandatte Cantabileも
後ろ髪を引っ張られながらも
泣く泣く退場。

ヴェルディ生誕200年。

個人的には
不十分な出来ながらも
きわめて高い達成感、充実感と
強烈な疲労感、虚脱感。

素晴らしいメンバーとご一緒でき
これでもう思い残すことは無いか。

引っ張り出してくださった
はーちん先生、ご一緒してくださった皆様に
深甚の感謝。

(2013年04月22日 書き込み)


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