「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年09月13日(木) ベートーヴェン C調ミサ 初演200年

ベートーヴェン作曲
ミサ曲ハ長調 作品86
初演後200年


1807年9月13日
アイゼンシュタットの
エステルハージ侯爵の居城にて
ベートーヴェン自身の指揮で初演。

エステルハージ侯爵夫人の
霊名祝日のために
作曲された。

ベートーヴェンは
この作品に自信を持っていたが
初演は大失敗。

侯爵からも冷笑を浴びせられたとのこと。

当時としては斬新なこの作品
初演に列席した貴族どもには
理解不可能だったのでしょう。

ベートーヴェンは
それまで(モーツァルト、ハイドン)までの
ミサ曲からさらに進み
歌詞(ミサ)の一語一語に対しても
入念な音楽的表現を与えたとのことでしゅ。

Nandatte Cantabile
昨年の
グローリア アンサンブル&クワイアーの
選曲会議で
この曲を提案し
採用していただきました。

圧倒的迫力の大作
荘厳ミサとはまた違った
独特の味わいのあるこの曲
歌いがいがありましゅ。

この曲の再評価は
20世紀後半になってからのようでしゅ。


VHSビデオ
グルック作曲
歌劇オルフェウスとオイリディーケ

全3幕 パリ版ドイツ語

台本:ピエール=ルイ・モリーヌ
ラニエリ・デ・カルツァビギの
イタリア語台本による
ドイツ語訳:ハンス・スワロフスキー
編曲:ベルリオーズによるパリ版

配役
オルフェウス:ジョン・ディッキー
オイリディーケ:パトリシア・ワイズ
アモール:ビルギット・ファンドレイ

ライプツィヒ放送合唱団&管弦楽団
指揮:マックス・ポンマー
監督:ゲオーク・F・ミールケ
美術:イェルク・シェッフェル、コルネリア・ハッレ
衣裳:エーヴァ・フィッシャー、フランカ・ロルケ
ベルリン・ドイツ国立歌劇場バレエ団
振付:ウルズラ・ダーテ


Nandatte Cantabile
2007年06月12日(火) に
VHSビデオ モンテヴェルディ 歌劇オルフェオ
作曲:クラウディオ・モンテヴェルディ
チューリヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル
指揮:ニコラウス・アーノンクール
演出:ジャン・ピエール・ポネル
日本語字幕:小瀬村幸子
を鑑賞していましゅが

それに勝るとも劣らない
オルフェでしゅ。

1989年グルック生誕275年記念の
東ドイツテレビ・ラジオと
オーストリア放送協会の
テレビ・オペラでしゅ。

ナチスドイツ下のドイツを思わせる
空襲で破壊された都市
未来的な幻想的世界など
テレビならではの舞台装置でしゅが
それほどの違和感はありません。

神話では悲劇でしゅが
このオペラでは
ハッピーエンドになっていましゅ。

またゆっくり鑑賞したい
オペラでしゅ。    


車内で聞いたCD

CD
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」

録音:1970年
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調作品31の2「テンペスト」
録音:1957年
フリードリッヒ・グルダ(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ホルスト・シュタイン
KING RECORDS KICC-9208


皇帝の圧倒的迫力
いいでしゅ。

何度でも聞きたいCDでしゅ。


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