2007年06月15日(金) |
青木やよひ著 ボヘミア・ベートーヴェン紀行 |
青木やよひ著 ボヘミア・ベートーヴェン紀行 《不滅の恋人》の謎を追って 東京書籍 1995年第1刷
を図書館から借りて読了。
ベートーヴェン没後180年の今年 L.A.S.Ponderの主たる関心は ベートーヴェンでありましゅ。
恋多きベートーヴェンの生涯の中でも 彼の《不滅の恋人》への手紙 うるわしいでしゅ。
さてその不滅の恋人とは誰か? その答えを出したのが ほかならぬ著者青木やよひなのでしゅ。
「不滅の恋人」が誰かについては 以前NHKテレビで 青木やよひの説を 放映していたのを観て 知ってはいましたが その詳細は この本で初めて知りました。
本書は著者が ベートーヴェンの足跡を追い 不滅の恋人を推定していく過程を追った 旅行記でしゅ。
推理小説を読むような緊迫感 ぐいぐい惹きつけられ どんどん読み進んでしまいましゅ。
今まで読んだ ベートーヴェンの伝記では 知ることのできなかった 彼のチェコ・スロヴァキア・ハンガリーでの 詳細な足跡。
そして不滅の恋人。 彼はついに不滅の恋人とは 結ばれることがありませんでしたけれど 彼の豊かな恋愛経験は 何事にも換えられないでしょう。
L.A.S.Ponderも 不滅の恋人のこと 思うこと頻りでしゅ。
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