「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年06月07日(木) VHSビデオ ナクソス島のアリアドネ

図書館で借りた
VHSビデオ 
歌劇ナクソス島のアリアドネ
リヒャルト・シュトラウス作曲
台本:フーゴー・フォン・ホフマンスタール

配役
プリマドンナ・アリアドネ:ジェシー・ノーマン
ツェルビネッタ:キャスリーン・バトル
作曲家:タティアナ・トロヤノス
テノール歌手、バッカス:ジェイムズ・キング
音楽教師:フランツ・フェルディナント・ネントヴィヒ
ハルレキン:ステファン・ディクソン
ブリゲルラ:アンソニー・ラチューラ
スカラムチョ:アラン・グラスマン
トルファルディーノ:アーサー・コーン
舞踊教師:ジョセフ・フランク
水の精:バーバラ・ボニー
木の精:グェネス・ビーン
山彦:ドーン・アップショー
執事長:ニコ・カステル
ほか

メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
1988年メトロポリタン歌劇場ライヴ収録


を鑑賞。

リヒャルト・シュトラウスの歌劇
初体験。

1912年初演
1916年大改訂再演のこの歌劇
果たして楽しめるかどうか
心配でしたが
結構良くできた歌劇で
十分楽しめました。

プロローグの第1幕と
歌劇そのものの第2幕。

18世紀前半の大富豪邸で
ナクソス島のアリアドネを
上演すると言う設定の第1幕。

大富豪の気まぐれで
アリアドネの悲劇と同時に
コメディア・デラルテの茶番劇を
上演することになり
出演者は大混乱。

それでも劇は上演され
最後は大団円。

堂々たる体躯の
ジェシー・ノーマン
汗だくの熱演もさることながら
小柄で可憐、ちょっぴりコケティッシュな
ツェルビネッタを演じる
キャスリーン・バトルが
歌もすばらしく
見栄えがしましゅ。

合唱こそないものの
いくつかの重唱に
聴き所があり
タイトル・ロールのアリアドネと
ツェルビネッタの
長大なアリアも
聴きがいがありましゅ。

ツェルビネッタを取り巻く
3人の男たちのアンサンブルも
面白おかしく
劇としても楽しめましゅ。

深い感動は無いものの
R・シュトラウスの世界
堪能できました。

R・シュトラウスの
歌劇バラの騎士も
観てみたいでしゅ。


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