2007年03月04日(日) |
名作オペラ ブックス3 フィデリオ |
アッティラ・チャンバイ、ディートマル・ホラント編著 名作オペラ ブックス3 ベートーヴェン フィデリオ 音楽の友社 昭和62年第1刷
を図書館から借りて 読了。
ベートーヴェンの歌劇フィデリオの ビデオを鑑賞するに当たり 対訳くらい読んでおいても 良いかなと思い読んだ。
対訳はドイツ語の能力が足らず 断念。
この本は対訳だけでなく フィデリオに関する あれこれが満載されており 興味が尽きない。
フィデリオの成立史が 詳細に解説されており ベートーヴェンが 作曲に至る過程も くわしく書かれている。
ベートーヴェンの苦心の 改訂、改作の跡も 偲ばれる。
さらにフィデリオの上演史もあり ベートーヴェン時代の 上演にヒロインの選定が いかに重要だったかがわかる。
読むのにだいぶ時間がかかってしまったが それだけのことはありましゅ。
他のオペラブックスも 読んでみたいでしゅ。
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