2007年02月01日(木) |
オペラ映画 フィデリオ ベルリン・ドイツ・オペラ |
オペラ映画 ベートーヴェン作曲 歌劇「フィデリオ」 ベルリン・ドイツ・オペラ を図書館から借りて鑑賞。
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団・管弦楽団 合唱指揮:ヴァルター・ハーゲン=グロル 指揮:カール・ベーム 演出:グスタフ・ルドルフ・ゼルナー 製作:1970年
レオノーレ:ギネス・ジョーンズ(ソプラノ) フロレスタン:ジェイムズ・キング(テノール) ロッコ:ヨーゼフ・グラインドル(バス) マルツェリーネ:オリヴェラ・ミリャコヴィッチ(ソプラノ) ヤキーノ:ドナルド・グローブ(テノール) ドン・ピツァロ:フスタフ・ナイトリンガー(バス) ドン・フェルナンド:マルッティ・タルヴェラ(バス)
今年初めてのオペラは 映画「フィデリオ」
男装の麗人レオノーレが 政敵に投獄され殺害されようとする 夫フロレスタンを 獄中に潜入し 間一髪のところ 夫の救出に成功する。
敵役のドン・ピツァロの ナチスの将校を思わせる 憎々しく陰湿な演技も出色。
夫婦愛から 人類愛へ。
圧制に対する 自由と正義の勝利。
できすぎのストーリーでしゅが ベートーヴェンの音楽が 胸に迫りましゅ。
今もなお世界中で行われている 政治犯への弾圧、 投獄、虐待、拷問、虐殺。
国外ばかりか 日本でも 教育界を始め 自由と正義に対する抑圧。
独唱はともかく 重唱のすばらしさ。
第一幕最後の 囚人の合唱(男声合唱) 終幕の囚人とその妻たちの 歓喜あふれる混声合唱は圧巻。
悪に対する 自由と正義の勝利に 胸のすく思いで 鑑賞しました。
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