2006年05月21日(日)  「花のあすか組!」 高口里純

新・花のあすか組! 1
高口 里純
祥伝社 (2004.3)
通常24時間以内に発送します。

↑画像が無かったので、「新・花のあすか組!」の画像。

おもしろかったぁぁぁ!!

話の舞台は東京で、不良のお姉さんたちが長いスカートはいて、カミソリとか持っていそうな時代。タイマンとかレディースとか。そんな単語がちらほらと。時代錯誤、と思いつつも、おもしろくて読んでしまいました。
全国中学校裏番組織…だっけか?略して全中裏のお偉いさんだった主人公・九楽あすか(若干14歳)を取り巻く、不良少年少女たち(一部一般人)の一大絵巻。東京23区を巻き込んだ一大抗争もあり、手に汗握る青春マンガとなっております。

熱い、熱いんだ、彼女たちは!!(号泣)
学生の頃、こんなの読んでいたら、確実に私はヤンキーになっていたと思った
(影響されやすいタチですから…)
いいなぁ、こういう青春時代も素敵だなぁ。
私が生まれ育ったのは田舎だったけど、それなりに族はいた。
友人の姉さんもレディースだった。
若い時分、不良がちょっと格好良いものと思う年頃もあった。
こっそりたばこを吸ってみたりもした。
でも、シンナーなんかやらなかったし、ウリもやるほど施設が整ってなかった。
バイクだって乗る金がないし、そこまで悪くなる前に、私にはオタクの道が待っていた。
ヤンキーになる仲間より、オタクに走る仲間の方が多かった(笑)

このマンガのようなことが現実にあるとは思わないが、憧れる気持ちは良く分かる。
そして、もう戻れないからこそ、「いいなぁ」と思うんだろうなぁ。

あぁ、私も年を取ったもんだ。




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