今日はマシニストとスーパーサイズ・ミーの二本立てで映画観てきました。 まずはマシニスト。 一年近く不眠症に悩まされている男のサイコスリラー…だと思う。 サイコはサイコなんだけど、スリラーやホラーほどには怖くない。 アメリカンサイコみたいな(ちょうど主役も同じだ) しかしながら、内容は実にシンプルなもので、ラストもすっきりと下りてます。 この映画の一番の見所はなんといってもクリスチャン・ベール。 あのムキムキマッソーはかけらもありません。 頬はこけてる肋骨は浮いてるであの精悍な顔の人と同一人物とは思えない! 怪演っぷりも見事。というか、この人やっぱ電波役うまいわ。 全体的に押さえ目の映像で、極端な感情の起伏はないものの、追いつめられていく人間の心理はうまい具合に描かれていると思います。 ていうか、やっぱ痩せっぽちベール見てるのが一番怖い。 で、痩せ映画の次はデブ養成映画、スーパーサイズ・ミー。 ドキュメンタリー映画初体験。 30日間三食マック生活というアホな実験してるくせにかなり社会派でビックリ。 アメリカ人の食生活乱れすぎ! 学校給食でスナック菓子やらフライドポテトはありえない! カフェテリア方式の食堂になぜクッキーやらロールケーキやらゲータレイドが並びますか。 体育の授業は週一時間あればいいほう? そんな生活してればマックなくても成人病予備軍になるって! 日本とは全く違う教育現場。 学校の先生は「子供たちに妥当な選択は教えてる」って放置。 それ以前の問題だよ! いかにアメリカの政治と外食産業が強固に結びついてるかがわかりました。 そして肝心の実験ですが、だんだんとマック中毒になっていく様が怖い… マック食べてるときはハッピーってヤバすぎるよ。 日本人で良かった。 そう思わずにはいられない映画でした。 ちなみに夕飯はラーメンと餃子だったり。
|