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2004年10月27日(水)


長岡に住んでいる従姉の安否が今日わかった。
家族六人全員無事。
聞いた途端、涙が溢れてきた。
風邪のせいで涙もろくなっているのもあるけど、本当に安心した。
昨日まで一家全員下越にある旦那さんの実家に避難していたとのこと。
よかった。本当によかった。
そして、しばらく体調崩して他人を気遣う余裕がなくなっていた自分に気付いた。
連絡してくれた母は「何か送りたいけどどこに送っていいのかわからない」と言っていた。
「だったら私が直接持っていくよ」って言いたかった。
言いたかったけど言えなかった。
地震で困っているのは何も従姉だけじゃない。
従姉の子は今日から学校が始まるらしいけど、小学校の校庭は被災者でいっぱいになっていて本当に授業ができるのかどうかあやしいとのこと。
それだけ困ってる人がいて、自分たちでどうにかしようにもできないでいる。
校庭に書かれた「SOS」の写真も見た。
全員救いたいなんて偽善なことは言わない。
ただ、風邪引いてる場合じゃないよって思った。
というか、生まれて初めて本気でボランティアに参加しようと思った。

身近な人が被害にあって初めて気付くなんて恥ずかしい。
でも実際に何ができるかというと何もできない自分。
しかも風邪引き。

もう遅いかもしれないけど明日、カイロとエクスパック買ってこよう。
偽善者って言われてもいい。
しない善より、する偽善。




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