夜の帳が下りる少し前朱色と濃いグレーの混ざり合った雲のちょうど合わせ目のところに膝を抱えて座っているあるいは色んなフォントで満たされた部屋カーテンの隙間から見えるガラス窓に小さく見える星の欠片達眼鏡の奥の瞳は小刻みに怯えながらしきりに瞬きをするそれでも夢を掴みたいと繋がった空を見上げている