diary…?
さわね



 一週間後はメロープラザに。

いつも、うまい言葉が見つかりません。

だから
「どなたにも楽しんでいただける舞台になってます。是非お越しください!」
だなんて、無難で退屈なものになってしまい、後悔したりします。

一週間後。
9月6日(日)午後1時30分開演、メロープラザ(袋井市)。
演劇集団es 第9回公演
「例えばこの街のひとりごと」

場末のちいさなバー。ある夜。
心穏やかなマスターとウェイトレスがオープンの準備をしています。
店の外は、嵐が近づいています。
店がオープンすると、こんな天気だというのに、お客が訪れます。
さくら、という若い女性、千鶴と貴代という親子。
ぽつり、と思い出話が始まります。
ぽつり、ぽつり。
ゆっくりと、止まっていた時間が溶け始めます。


今回初めて上演するメロープラザというホールは、無料駐車場は多くありますが、決して交通の便の良いところではありません。
駅からは離れていますし、バスもそこまで多くはありません。
素敵なホールですが、劇場でありませんから、どこからでも観やすいわけでありません。

それに、
「演劇なんてよくわからない」、そう思われるかもしれません。
「田舎のアマチュア劇団の芝居なんて」とも思うこともあっても、おかしくありません。

それでも、それでもです。
一週間後のメロープラザで上演される舞台は、「観るに値する」ものが必ず生まれます。
難しいことなんてありません。堅苦しいことも何もありません。

舞台の上演時間と行き帰りの時間、それに待っている時間。
日曜日のお休みの大事な時間をください。

たった一度の上演。
幕が上がり、降りるのもたった一度。
是非、足をお運びください。

あぁ、結局、やはり最後は同じ言葉になってしまいます。

どなたにも楽しんでいただける舞台になってます。是非お越しください!


2015年08月30日(日)
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