鶴は千年、生活下手

2012年11月12日(月) 初めての怖さ

うっかりと風邪なんかひいている間に、11月も中旬に。

土曜日は学校の土曜参観で、お父さんたちがたくさん参観に来て
いた。
我が家でもめずらしく夫も参観に行き、4時間目には親子で掃除
する「ふれあいクリーンタイム」というやつに参加してくれた。
参観は2時間目と3時間目だったので、肩が凝って頭痛がしてき
たわたしは、掃除には参加しないで先に帰宅した。
午後からわたしは透析、父と子は町田に出かけたようだった。
日曜は、病院の患者の会主催で避難訓練を行った。
午前中に避難訓練やらスタッフとの懇談やらがあって、お弁当を
もらって帰宅した。
イベントがあったせいか、夫は今回の週末は長く感じたなあとい
う感想を述べて出勤していった。
そうでしょうとも。
いつもは土曜も日曜も、昼まで寝ているので実質1日分しか起き
ていないようなものだからね。(苦笑)

先々週は週初めからわたしが風邪をひいてぐずぐずな感じになり、
先週は火曜、水曜ともぐちゃんが風邪で学校を休んだ。

大して熱も出なかったのに、ちょっとばかししんどい風邪だった。
もぐちゃんは水曜の朝、目覚ましより早く起きて急いでトイレに
行ったのだが、その後洗面台のところで立ちくらんだようだった。
初めての立ちくらみである。
目の前が真っ暗になったので、「何も見えないよーーー!!」と
大パニックだった。
じっとしていれば見えるようになるなんてわからないもんね。
立ちくらみだということを、そのときはわたしも気がつかなくて、
起きたばかりで目がかすんでいるだけだろうと思っていた。
その前のトイレでおしっこが引っかかってしまったパンツを履き
替えさせるのに気を取られていて、わりと邪険にしていた。

あとで思い出した「見えないよ」と叫んだもぐちゃんの顔は、今
までにわたしが見たことの無い、恐怖におびえた顔だった。
怖かったんだよと時間が経っても思い出して言うもぐちゃん。
その度にあの顔を思い出し、何度も謝る母なのだった。

もぐちゃんの説明力が未熟であるという部分もあるのだが、気が
つかなくてごめんねと謝ることは、結構多い。

抱きしめてあげれば良かった。
そう思うことは何度もあるけれど、今回はほんとに気づかなくて
すまなかったと思い、抱きしめてあげれば良かったと強く思う。


 < 過去  INDEX  未来 >


市屋千鶴 [MAIL]