うまいこといかないもので、夜中のミルクは午前5時頃になった。 これでは、ちょうど待ち時間にお腹が空いて泣いてしまうのでは ないかと心配していたが、夫は新生児用のおしゃぶりを買ってい て、それでだますようにして寝ていてもらった。
母親が1か月から3か月の育児集団指導を受けている間に、父と 子は体重や頭囲や腹囲の計測をして、子は大泣きしていたらしい。 ひときわ大声でなくわが子を他の子の泣き声と比べ、こりゃあ元 気だわと父親はいたく感心したらしかった。 同じ日に退院した隣のベッドだった親子にも再会した。 もうほとんど母乳がでなくなっていて、ミルクに頼っているのだ と言っていた。かわいい女の子なんだよね。 今はまだ実家にいるので布おむつだけれど、自宅に戻ったら紙お むつだなぁと、彼女は言った。 集団指導でも隣に座り、始まるまでの間、もう普通の洋服は着ら れるようになったかという話をした。 二人とも、もちろん全然。
診察の時には、水腎症の疑いが有って検査したんですねときかれ、 何でもなくて良かったですねと言われた。ほんとにね。 この先、小児科は近所の病院に行くわけだが、何か腎臓系統のこ とで言われたら、すぐに来てくださいねとも言われた。 かかりつけ医と特殊機能病院の関係。 お臍もOKで、左目の目やに(ちょっと出る)も特に問題なく、 母乳とミルクの混合でミルクの量はこれでいいのかとか聞いたの だが、べらぼうな量でなければ欲しがるだけあげてもいいって。 吸わせてからミルクというパターンで当分は行く予定。
病院から帰って、まずは、たらふくミルクを飲んでもらった。 6時間も空いてしまったから、すごくお腹がすいていたらしい。 夫がミルクをあげている間に、薬局に行ったり、お昼の準備をし たりして、昼食後は夫も息子も寝てしまった。 わたしは、マタニティーグッズの整理をしたりしていた。 次のおっぱいを吸わせてから、夫にミルクをお願いして、わたし はヨーカドーに買い物に出かけた。 土日は、夫が見ていてくれるので、ちょっとの間なら一人で出か けることができて、リフレッシュになる。 検診も、他人に会って話をするという点で、実にリフレッシュす ることができた。知ってる人がいてよかった。
他人と話をすることは、ほんとに大切なことだ。 息子や夫だけではない、きちんと話をしなければならない人と。 わたしの頭の中は、居心地の良さも程よい緊張も、どちらも欲し ているのだと思った。
「泣き声はみんな違うね」そう言った君はなんだか誇らしそうで (市屋千鶴)
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