鶴は千年、生活下手

2003年01月14日(火) 指輪

昨日は、柏まで行ってタクシーチケットを売った。
きわみちゃんから預かっていたもので、千葉県内でないと使え
ないものなので、換金するのも千葉県内でないと出来ないとか。
夫とのデートもかねてでかけた。
(そのお金できわみちゃんと今日は酒を飲む予定。)

帰りに、近くのショッピングセンターの宝石店で指輪のサイズ
直しをお願いしてきた。
わたしも夫も痩せたために、結婚指輪が緩くなってしまって、
二人ともしていなかった。
せっかくの指輪が勿体無いので、今年はサイズを直してちゃん
と嵌めていようと相談した結果だ。二人とも2サイズダウン。

この指輪は、父から就職祝に貰ったネックレスをリメイクした
指輪を、さらに二つにリメイクした物だった。
ただパイプをきったようなプラチナの平打ちの指輪だ。
全く同じで大きさもあまり変わらないので、区別するために、
わたしの物にだけほんの小さなメレダイヤを付けてもらった。

結婚したばかりの頃、わたしは二人が夫婦に見えるということ
にこだわっていた。
一緒に住み始めるときに、アパートを捜していて、不動産から
カップルに見られなかったことがあって、結構気にしていた。
いや、あそこの不動産屋は特別だよと、きわみちゃんは言って
くれたけど、そのときはかなり傷ついていた。

別段、人からどう見られようと構わないはずだったが、二人で
一緒にいるときに、年下の男性と不倫している女性のように見
られてしまうのが、いやだった。
わたしだけ、母の形見の指輪をしていたから。
だから、ちゃんと婚姻届を出して結婚したとき、二人はセット
ですという合図を身に付けていたかったのだ。

今では何処から見ても、セット商品のようなわたし達だが。

 年の差を気にして君はおそろいの指輪をはめる僕の指にも(市屋千鶴)


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市屋千鶴 [MAIL]