| 2003年01月01日(水) |
神様のパズル (青春sf) |
神様のパズル 機本伸司 著 角川春樹事務所 2002/11/28
素粒子物理研究室にはいった僕(綿貫基一)は、 教授から天才少女沙羅華をゼミに参加させるように働きかけるよう要請される。 あってみれば知能は高いが情緒面が未熟な不器用な少女だった。 学生ゼミの研究テーマ「宇宙の作り方」を追ううちに成長していく沙羅華を僕の目からえがく。
「宇宙を知ることは、自分を知ることでもあるわけだ。 私も自分のことが知りたい。何故自分が生まれてきたのか。何故ここにいるのか」
よくある問いではあるが 嫌みなくさらっとよめた。
評価 ○
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