過日、お慕いしているサイト様にてクリスマスにまつわる 素敵なお話を拝読し、 昔、クリスチャンの友人の誘いで教会に通っていた頃の クリスマス行事を思い出しました。
それはクリスマスイブか当日だったでしょうか… 夜、教会の神父さまのお宅に集合し、 小学生か中学生だった私は、友人やほかの 参加者ともども、 そこから神父さまに連れられ、幾つかのある場所を歩いて 回りました。
ある場所とは、主に入院施設を持っていた病院で。
私たちはそうした場所に近づくと、病棟と見られる窓を見上げ、 そこでクリスマスの歌や讃美歌を皆で歌いました。
すると、すでにつけられていた病室の明かりに加え、 ぽつり、ぽつりと次第に窓の明かりがぽっとともされてゆきます。
何人かの患者さんが、寒空の中、窓を開けて 私たちの歌を聴いてくださいます。
一、二曲を歌って礼をすると、 患者さんたちの間からパチパチとあたたかい拍手が。
「ありがとう、メリー・クリスマス」
「メリー・クリスマス!」
きっと、その患者さん方の多くはクリスチャンでは なかったろうと思います。
けれど宗教を超え、ただその歌と、 歌にこめられた気持ちが、聴いてくださった方々に 届いたのだろうと思います。
その夜に歌った、 「いつくしみ深き 友なるイエスは」 で始まる、讃美歌 312番は、 クリスチャンではない私が今も覚えている、 とても美しく優しい一曲です。
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