白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2002年10月01日(火) 嬉しく懐かしい味(雑記)

こんばんは。台風が縦断しておりますね。

さきほどまで、「外を歩けば10分で靴の中で金魚が飼える」
(先輩談)ような激しい雨が断続的に降っていましたが、
今は、家の付近は一時的に小康状態です。

みなさまのお近くは大丈夫でしょうか。


さて、本日の嬉しかったことです。

昔の上司が陣中見舞いに、お菓子を差し入れてくださる。
モロゾフのプリン、アンリ・シャルパンティエのフィナンシェに
マドレーヌ。
どれも、とても美味しかった。
人の優しさのこもった食べ物は、ほんとうに嬉しく美味しいものだと
しみじみ思いながら、ひと口ひと口ゆっくり味わった。

アンリ・シャルパンティエというと、昔、
神戸は御影にとても素敵な喫茶室がありました。
サロンのような、ゆったりくつろげる上品な店内。
夕方以降にクレープシュゼットを注文すると、明かりを落として
ロマンチックな炎のパフォーマンスを見せてくれたものでした。
たぶんまだ、芦屋店ではこのパフォも健在だと思うのですが…
御影のあの場所がもうないかと思うととても寂しいです。
年をとるにつれ、少しずつ、
懐かしい場所や風景を失っていくものなのですね。

モロゾフも確か神戸…ですよね。
大丸にやはり喫茶室があって、六甲山が見えるのが好きでした。

うーん、今日はすっかり郷愁にとりつかれてしまいました。
こちらを見てくださっているみなさまは、
どこで見てくださっているのでしょう…。
考えるとなんだか嬉しくなります。
いつもありがとうございます。
ではではまた…。


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桂子 [HOMEPAGE]