白日の独白
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2007年11月22日(木) |
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恩を仇で返されたと感じるのが独善的な見方だということは重々承知。 どんな言葉でもって僕を宥めようとしたって無駄だ。 僕は変な所で粘着質なのは君も知っているだろう? 君が「好い加減にしろよ」って言ったって僕は止めない。 其処では一体何が起こっていたんだろう? 何処で僕はやり方を間違えてしまったんだろう? 会話を態度を仕草を感情を僕は詳細に想い出して検討に次ぐ検討。 考え抜いて出てきた答えは単純明快なものだった。 拍子抜けする位に馬鹿馬鹿しかった。肩の力が抜けた。
僕に目隠しをして「気は済んだ?」とKが言った。 うん。もう充分です。どうしようもないことってあるね。 「それがわかってよかった。何度だって気付いた方がいい」 本当にそうだね。どうしようもないから、だからもういらない。
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