蒲団の中で丸まって少しでも眠りの世界に留まろうとする。目を瞑り・耳を塞ぎ・呼吸は浅く・・・・扉をぴったりと閉める。頭の中で騒ごうとする彼等を宥めようと努める。何処にも連れて行かれないように。彼等にのみこまれてしまわないように。僕が消えてしまわないように。また、今日の夢も忘れてしまったけれど。