白日の独白
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2006年02月25日(土) 傍らの涙とブラウン管に映る空虚な笑い

「話があります」と言うその人は、平常以上に酷い顔色をしていました。

本当は僕は、その人の一部分なのだと想います。
その人の作品のようでもあるし、複製でもあるし、影でもあります。
僕は僕なのであって、僕以外の存在でもあるなんて嫌でした。
気付いたら僕が僕じゃなくなって凄く怖い想いをした事もあります。
全部その人の所為だと想っていました。
でも確かにその人には僕を自分の一部分にする資格があるのです。
僕はそれを拒否する事も逃げる事も出来だけれどそうしませんでした。
結局の所、それが一番楽であるしそれでいいと想ったからです。

だからお願いです。
僕を独りにしないで下さい。


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