白日の独白
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2005年12月27日(火) 本は眠る振りしているだけで、

電車の中では一番最初に僕の耳朶にピアスを開けてくれた女の子のことを考えていた。
多分さっきまで読んでいた小説の影響だろう。
気取った小説のようにして考えてみると、彼女が・彼女とのやりとりが・彼女に対する感情が、
するすると包帯のように引き出された。
そんな気取った小説のような言葉の羅列を、僕は割りと気に入っていた。

けれど書き始めたら、直に僕はわからなくなってしまった。
僕は彼女のことを書くべきなのか、僕と彼女と彼女の彼と彼女のことを書くべきなのか。
気付けばさっきまで其処にあった言葉は、閉館した図書室みたいになった。

今日実際僕はわざわざ途中下車して図書室に寄ったのに、冬休みで閉館していて腹が立ったという話。


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