また「春の日」が訪れた。奇しくも、いつしかからこの日は、悲喜相合わせもつ日となっていた。行き止まりの扉の前?それとも、そう思い込んでるだけ?扉の向こうに何が待っているかわからない。何もないかもしれない。もう一度、扉のノブに手を伸ばして見よう。少しずつ、開けて見ようと思った。