夢見る汗牛充棟
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2006年01月02日(月) しゃばけ 畠中恵

新潮文庫

購入。 読了。

面白かったです。
はらはらどきどきしつつも、微妙に気が抜けるような
力加減が絶妙の味わいをもたらしてくれました。(意味不明?)

物は大切にー。
付喪神っていいなぁと思います。
古びた物に魂が宿るというのは、素敵です。
人が誇りを持って丹念に作った物が、敬意を込めて大事に使われて、
自尊心を溜めて、長い年月を経て動き出すんだろうな。きっと。

だから、プライド高いと思うな。


ええと、個人的にはこれの前に読んだ、ぬしさまへのほうが好き。
このキャラと、脱力度はなんとなく長編より短編連作によりよく
似合っているかなぁ、と思います。


犬神さんは、なんとなくわかるんだけんども、白沢さんが
いまひとつわかりかね。はくたくさんとは、誰?

白沢:中国で想像上の神獣。よく人語を話し、有徳な王者の
治世に出現するという。(ばーい、広辞苑第五版)

…だそうで。まぁ、有徳の王者の治世に出現するくらいだから
徳が高くて、賢くて、只者じゃないんだろうとは思いつつも
肝心の見てくれは、謎のまま。
ネットで調べたらば、大雑把にいうと牛の体に人の顔といった
趣の神様らしい。ええ?

仁吉さんは、目元涼やかないい男な訳ですが、本性に返ると
牛なのか…。ぶもー。ぶもう。…ずっと人の姿でいて欲しい。
でも、神獣だからきっとすっごく偉いんだろうな。牛さん。


恵 |MAIL