★悠悠自適な日記☆
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2007年11月15日(木) |
ジュウロッキヲオモフ |
今日は、卒業舞踊公演の稽古を先生に見てもらいました。
作品を作っていると、色々口を出されるし、自分が狙いとしていることとは別のことを指摘されたりして、毎年先生とコレオグラファーの間で言い合いや対立が生まれてしまうのだけれど、だからと言って最初から食ってかかって反発しても空気を悪くするだけなので、なんとか協力体勢を取りたいと思っています。
先生は監修なので、あれこれ口出しするのは仕方ない。そりゃあ自分が意図してないことも言われるでしょう。でもだからと言って最初から聞く耳持たなくて喰ってかかっても稽古場の空気を悪くするばかりです。話は聞かないより聞いた方がいい。でもそこで何を選び取るかは自分次第だと思うのです。適度に右から左へ受け流すことが必要なんだろうなと思う。ヘイ!ムーディ。
私は初めての作舞だし、群舞なので、群舞をたくさん作ってらっしゃる先生からなんとかヒントをもらいたいと思っています。自分のふり幅だけではいかんせんネタに乏しいので、そこは認めて、もらえるものはもらっちゃえ!で。(笑)
今日は、稽古後、自分の作品のことと、稽古の中で感じていることを先生に話しました。私たちが4年間で補えなかったところや弱点、それはどこに原因があったのか。先生が私たちに抱いている誤解。そんなことを正直に話していったらどんどん昔を振り返ることになっていってしまって、気がつけば、私たち16期が1・2回生の時に受けた誤解(と、私が感じているもの)を泣きながら話していました。全然そんな話をするつもりはなかったんだけどなー。
その話は全然作品のこととは関係のないところから始まったのですが、マクロに捉えていた作品のテーマを小さくしていくと、こんなところにも転がっていたんだなあと、話し終えて初めて実感。
私は、私が見た仲間のことを、友達のことを、作品にしようとしています。そしてそれは社会の縮図でもある。これを大きな範囲にすると、社会が見える。私たちが過ごしてきたココは、大きな社会の縮図であるのです。
昨日は一部のダンサーと、今日は先生とじっくり対話をして、問うべきところがちょっとクリアになってきました。もう少しふんばれるかもしれない。稽古のやり方が見えるかもしれない。
今週の稽古は明日で終わり。しっかりしよう。
今週のことをきちっと終えたら、大好きなあの人に会いに行こう。
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