★悠悠自適な日記☆
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それはいつもちょっとしたことだと思うのです。些細な決断を繰り返しているうちに、自分の行く道はだんだんと大きく広がっていくのかもしれません。
ちょっとしたチャンスは結構近くに転がっていて、だけど自分がどうなりたいかとか、どういう夢を持っているとか、先の自分にイメージが持てていないと、せっかくのそのチャンスが自分にとって必要なものか不必要なものであるかが見極めることができなくなります。
『夢は信じていればかならず叶う』という言葉は、あながち嘘ではないと思うのです。自分の夢に具体的なイメージがつけば、そのために自分が何をすべきかが明確になってくるので、チャンスを逃さなくなります。自分のやりたいことが明確になればなるほど、自分の張り巡らせているアンテナが敏感になってくる気がします。
そうして私は今、ここにいます。
気がつけば私は2歳からピアノを弾いていて、ご丁寧にも両親は私が音楽の道で進めるようにレールを敷いてくれて、私は本気でこれ以外の人生はないのだと信じて動けませんでした。
でも私は、ずっと演劇に強く憧れていて、演劇とは全く無縁の環境にいたのに、いざ近くに演劇が表れた時にぽーんと飛び込んで、今私はここにいます。 自分が敷かれたレールから飛び出ることは、これまでに積み上げた自分を全て捨てるということで、人生最大の決断を迫られることでした。しかし、演劇を始めるという決断自体は、結構些細な決断で「あ、やっちゃった!!」という感じです。この「あ、やっちゃった!」というちょっとした勇気が後々大きな決断をすることになってしまうのですが、演劇と触れて、演劇をすることに具体的なイメージが見えてくると、あの決断も全然間違いではありませんでした。
大きな夢でも小さな夢でもいいと思います。要は具体的なイメージを持って、自分が何をすべきかを知ることが大切なのだと。そして何をすべきかが分かったら動く。そうすれば、チャンスは自分に近づいてくるんじゃないかなと思います。
私は、今になってあまり大きな夢は持てていないのですが、大学を出たらどうするのかということを最近よく自分自身に問いかけます。就職でもいいのですが、でもできることならもうちょっと現場に携わっていたいし、現場で通用できるように自分を成長させたいと思うのです。そのためには、今から動かなければなりません。
今日、作品実習の飲み会で、堀江ひろゆき先生と長い間お話をしていたのですが、現場(できることなら質の良い)に触れるにはどうしたらいいかというお話を真剣にしてみたところ
日本演出家協会加盟の推薦状を出していただけることになりました。
まあ実は加盟すること自体はそんなに難しいことでもないのですが、利点としては自称演出家を名乗れる上に、演出家協会でのお仕事を任されたり、結構大手の演劇の現場で勉強させていただくことができます。更に、実績が認められれば文化庁の推薦で海外留学…なんてのもあるそうです。(現在は南船北馬一団の棚瀬美幸さんがベルリンに留学されてるそうです。)
でも加盟するだけでは何もならず、そこでの頑張り次第でチャンスは広がるということらしいです。現場で勉強したい…という願いからスタートしたものがちょっと広がった感じがします。
自分がどうなりたいのか、そのためにこれから何をすべきか。可能性を広げるために、深く自分に追求し続けていきたいところであります。
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