★悠悠自適な日記☆
DiaryINDEX|past|will
東京ではただの流行でしかなかった(らしい)のに、関西では立派に女子高生のアイテムとして定着してしまったもの…それが、ルーズソックスであります。
ちょうどルーズソックスが街に出始めた頃、当時中学生だった私は、別に大して細くもないのにスカートを「I’s」の伊織ちゃんのごとくギリギリまで短くしてルーズソックスを地面に引きずりながら歩く女子高生を見て、絶対にルーズソックスには手(足)を出すまいと決心したものでした。
しかし、そんな私は今現在ルーズソックスを履いて高校に通っています…。
というのも私の高校には、体育の時間は必ず白靴下を着用するという決まりがあるのです。それでルーズソックスを履くのです。紺色ハイソックスはだめで、ルーズソックスはいいというのはなんだかおかしな気もしますが、体育時のルーズソックス率は99%(ちなみにあとの1%は裸足か、白のくるぶし靴下…笑)で、履いていない方がかえって目立ちます。なので私も仕方なく履いて行ったりします。そう、仕方なしにです。本当はルーズソックスを履くのには抵抗があるのです。今回は、ルーズソックスの知られざる秘密を教えたいと思います。
まずひとつめは、肌にルーズソックスをのりでくっつけるということです。普通は肌に優しい靴下専用のソックタッチを使うのですが、粘着性があまりなくて、汗をかくとすぐにとれてしまうので、最近は事務用ののりを使っている人が多いのです。私はコレにすごく抵抗があります。
ふたつ目は、値段がべらぼうに高いということ。長さによって違いますが、オールシーズン通して履ける70cm〜80cmとなると、一足1500円位が相場です。冬用の90cm〜120cmになってくると2000円位します。たまに安〜く出ているものもあるのですが、ここですぐにケチって買っては゜安物買いの銭失い´です。ここでまず見なければならないのは「生地の硬さ」であります。なるべく硬く、綿混のものを買うことです。好みによりますが、比較的値段が安めで生地のやわらかいものは、いくら長くても肝心の「たるみ」が靴の外にデロデロ出るばかりで上に蓄積されません。そして汗を吸わないので足が臭い人は要注意です。それから、ルーズソックスを履くと靴がいつもよりキツくなるので気をつけなければなりません。そして、洗濯してもなかなか乾きません。
そしてここからは私達の間での知恵となっているのですが、足の部分が破れると、足の部分だけを切ってしまってレッグウォーマーのようにします。そしてくるぶしまでの靴下を履いて、その上から切った「たるみ」の部分をかぶせます。すると、やっぱりルーズソックスを履いているように見えるのです。綿混のくるぶしソックスなら本来のものより吸汗性に優れていていい感じです。お金のない高校生の知恵です。
そんなワケで、こんな私もルーズソックスを履いて生活しているのです。。(体育のない日はめっぽう紺ソックスですが…。)いろいろめんどくさくて、好きではないのですが、この時代を生きた証拠にはなるかなぁと思い、今日の記録に残しておきたいと思います。
|