Leonna's Anahori Journal
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朝。同じバスに乗り合わせたひとたちが気になる。 昨晩、TVで映画「メン・イン・ブラック」を観たからだ。それで、この人、もしかしたら…と疑いのまなざしになってしまう。顔も気になるし、ちょっとした仕草にも、じっと見入ってしまう。
MIBは、もうけっこう古い映画のはずだ。トミー・リー・ジョーンズの若々しい顔からもそれはわかる。というより、今の彼はもう八代亜紀の歌に涙する“宇宙人ジョーンズ”になってしまっているのだ。ウィル・スミスだって、今ではすっかり良いお父ちゃんになって、最愛の息子と共演しては親子で稼ぎまくっている。
この映画、けっこうヒットしたような記憶があるから、当時はこういう「誰の顔をみても探る目付きになっちゃう」みたいな話をして笑う、なんてことも多かったんじゃないだろうか。友達同士で「あの人は、絶対怪しいよ」「ああ!あれは入ってるぽいね!」なんて。
でも、何年も遅れて突然「疑いの目」を持ってしまった私は、孤独に、ヤバイのは世界か、それとも自分なのかと自問するのみだ。 何してるんだろう、あたしは。こんなきれいに晴れた冬の朝に。 -- そういえば去年の秋は、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」の再放送に夢中になっていた(もう、この時点で一年遅れなのである)。
前年の大ヒット曲「青春アミーゴ」がどうして「和也と智久」じゃなくて「修二と彰」なのか、合点が行くのも一年遅れ。留守録をかけて出かけて、夕飯時に再生して楽しみに観ていたのが、途中一回だけ録画し忘れて無念のほぞを噛んだなんてこともあった。
あのドラマのオープニングアニメ(かなしいんだよ)も大好きだったし、よくTVにあわせて♪地元じゃ負け知らずぅ〜、とか歌ったりしてたな。いまでも私にとっては山下智久は彰ちゃんだし、戸田恵梨香はまり子なのだ。妙にリアルで、ちょっと特異な(それは私が昔の若者だからだと思う)、忘れられないドラマ。 ・・・て、なんの話だったっけ。あ!大きくズレちゃってる話か。 どうもね、最近は思い出しながら話してるうちに、勝手にズレて行っちゃうみたいなんですよ。
そのうちズレが大きくなりすぎて、自分は遅れてるんじゃなくて進んでるんじゃないかなんて勘違いし始めたりして。勘弁して欲しいわね!(以下続かず)
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