Leonna's Anahori Journal
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2006年02月24日(金) トゥーランドット

 
イタリアといえばカルチョ、トリノといえばユヴェントスであって、先日のイタリアダービー(インテル×ユヴェントス)は大盛上り、熱々の好ゲームであった。デル・ピエロー!

というわけで、冬季オリンピックには興味なし。冬季に限らず、夏季オリンピックにしても、観るのはサッカーとテニス、場合によってはマラソン、くらいのもの。特に体操などは、うまくいくだろうか、失敗するんじゃないだろうかと過剰に冷や冷やしてしまって、まったく楽しめない。フィギュアスケートも同じ理由で、あまり観たいと思わない。
 
 

それでも。女子フィギュア、荒川静香選手のフリーの演技は、やはり素晴らしかったのだ。勝ち負けを忘れてうっとりさせてくれるものがあった。技術力よりも美的なものが前へ出ている(ように見えた)のがとても良かった。聞けば、採点方法が変わって得点に結びつかなくなったため封印していた得意技のスパイラルをあえて復活させ、今回の演技に取り入れたとか。なるほど、道理で。

これから「トリノのアラカワ」を思い出すときには、同時に、頭の中に必ずあのトゥーランドットの旋律が流れてくるのだろう。やっと獲れたよメダル、それも金!などということとは関係なく、素晴らしく満足の行く金メダルに、チマリスも静かに拍手した。







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