Leonna's Anahori Journal
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2005年10月24日(月) フィレンツェじゃなくてヴェニスだろ!

 
わからなくならないうちに書き留めておこう。
ここ1ヶ月位の間に買った本。(もう書いた分を除く)
 
 
 「未亡人の一年」上・下 ジョン・アーヴィング(新潮文庫)
 「神様がくれた指」 佐藤多佳子(新潮文庫)
 「ニッポンの狩猟期」 盛田隆二(角川文庫)
 「昭和歌謡大全集」 村上龍(集英社文庫)
 「世界がみえる地図の絵本」 ブライアン・デルフ(あすなろ書房)
 「わがまま歩き旅行会話 イタリア語+英語」(実業之日本社)
 「nakata.net ITALY WALK 2005」 中田英寿・監修(角川書店)
 
 
アーヴィングは、旅行中、主に往復の飛行機の中で読もうと思って。そろそろまたアーヴィングが読みたくなってきた。読後の、あの独特の満腹感が恋しくなってきたんだな。

「神様がくれた指」、これは今読んでいる本。この小説は、当たったな。久々のヒット。なんでも、本屋大賞(書店員によって選ばれる賞?)の「発掘本」だそうだが、うん!発掘してくれてありがとう(笑)。
小説の主人公は出所してきたばかりのスリの青年なんだけれど、作者がこの青年に惚れて書いているのがよくわかる。この小説の魅力は、そこですね。私はこの主人公の会話部分を読むとき、佐藤浩市の声が聴こえてくるんだけど…(笑)。あとは読了してからのお楽しみということで。

「ニッポンの狩猟期」。これも、おそらくヒット。登場人物の言葉と息遣いに、無惨な物語の気配が濃厚。無惨な青春の物語は、今の私のキブンに合ってる(笑)。立ち読みをやめて購入し、ときめきを押さえつつ、いまは静かに寝かせてある本。

「昭和歌謡大全集」。リュウの本のうち、未読で読めるものがあれば読んでおこうと思って。未読だけれど、読めない(恐ろしくて)本も結構あるのだ。

「世界がみえる地図の絵本」。絵本売り場にあった子供向けの本。朝日だか読売だかの文化欄に載ったフローラン・ダバディ氏による書評のコピーがそばに貼ってあって、それによるとダバディ氏はすでに地球上の、100以上の国を旅して歩いているそうだ。へぇ、と感心して、ハタと気がつくとレジでお金を払っていた(笑)。冗談ではなくこの本、レベル的には私にぴったり。役に立ちそうです。

「わがまま歩き旅行会話 イタリア語+英語」。ヴェニスへ行くのを機会に片言でもいいからイタリア語を、と…(笑)。フランスへ行ったときには、別の出版社のだけど、やはり仏語と英語の併記してある会話本を持って行ったのだった。でもフランス語はふってある片仮名の通りに言えば通じるというもんじゃないので、結局挨拶以外は下手な英語を使ってましたが。てことは、イタリアでも下手な英語で、となるのか…?

「nakata.net ITALY WALK 2005」。馬鹿チマリスめ、買う本間違うとる!これはナカータによる、実質、フィレンツェ案内本で、チマリスの買うべきはその隣にあった須賀敦子氏らによるヴェネチア本のはずなのに…。一度は手に取ったそのヴェネチア本を棚に戻して、なんでわざわざフィレンツェ本買うのさ!(…だって、ナカータのフィレンツェ本なんて、みつけたときに買っとかないと、もう手に入らないかもしれないじゃ〜ん!)・・・
 
 
ユルい脳味噌で読書し、かつ、世界を歩こうとするチマリスの、明日はどっちだ!!
 
 
 



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