Leonna's Anahori Journal
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どもども、横柄で威張る男が大嫌い、特にそれが地位や立場のあるヒトの場合には、容赦なく噛み付いてしつこく喰い下がる、チマリスです。(リプリーズ)
でもって、オーララ、やっちまったわ、おっかさん。 本当に噛み付いちゃったの、ボスに。完全にリミッターはずれてたわね、今日のあたし。
「このやり方を続けるのであれば私は降ります」「それとこれとは別です。話をすり替えるのはやめてください」えとせとら、えとせとら…。 激昂してボスに食い下がるうちに夕刻の空をさらに厚い雲が暗くして、大粒の雨が窓ガラスをバチバチと打ち始めた。さらに、しばらくすると雷鳴までもがゴロゴロと…。なんという相乗効果。まるで計算したかのように(笑)。 --
いつもの私なら、あとから一生懸命ハンセイする、必ずする。どんな場合でも遣っていい言葉とそうじゃない言葉がある、とか、いい歳した女が感情的になって得することなんか何もないし見てくれも悪い、本当にこれが最良の方法だったのか?、とか。
でも、なぜか今日はハンセイする気まったくなし。カマワーン!て感じ。 いまの私、もとより失うものなんて何もないし、何か制限があるとすれば父親より先に死なないって自分で決めてることくらい。 それに、よしんば生きてたって、大事なところで自分を殺して生きてるんじゃ死んでるのと大差ないんじゃない。そういうの、父親だって悲しむと思うワ。
だから、かまわないの、今回のことは。 クビになったらなったで、今までできなかったことをする、チャンス到来。私、今してる仕事のほかにも死ぬまでにやりたいことがあるんだー。 クビにしないんだったら、少しやり方考えて頂くってことで。 ただし、ここからは神経研ぎ澄ましていくわよ。簡単に感情むき出しにはしない。詰め将棋。
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とはいうものの、さすがに話し終わってボスが帰ったあと少しだけ不安定になった。誰かと話がしたかった。じゃないと本当に自分が100%正気かどうかイマイチ確信が持てない気がして。
それで、文明の利器片手に階段の踊り場へ出てクルミちゃんに電話した。持っててよかった、携帯電話イエー。 電話に出たクルミちゃん、「エエー」なんてびっくりしてたけど久しぶりに元気な声を聞かせてくれたし、私も世界の淵から落っこちてなんかいないってことを確認できた。エブリシングイズオールライト!と自分に檄を飛ばして本日の業務を終了し、大粒の雨の中を家へ帰った。
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