Leonna's Anahori Journal
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2004年06月08日(火) 美女と狼

きのう。

会社でゲッツ君に、クリムゾンリバーみたか、ごっつこわかったなぁ、と訊いてみた。すると「クリムゾンリバー2」を観るための事前学習用に録画だけしてあるという返事。

そこで「アンタ、あれコッワイでー!マジびびる。あたしなんか怖くて夜トイレに行かれなくなっちゃったんだから!」と警告してあげた。そしたらゲッツ君、まるでお日様みたいににっこにこしながらこう言ったんだ。
 
「またまたぁ〜!」
 
そして、すたすたと歩き去ったですよ。…やりきれない。本当にやりきない気分だ。
 
 
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きょう。
大分の叔母さんからの宅急便、不在でなかなか受け取れなかったのをやっと届けてもらう。

なんだろうとドキドキしながら開けてみたら、エレーヌ・グリモーというフランス人ピアニストのCDと、彼女の書いた本が入っていた。
CDは「クレド」、本は「野生のしらべ」というタイトル。

エレーヌ・グリモーはなかなかの美貌で、女優のジュリー・デルピーによく似ている。そして著作の表紙には、そのグリモーが大きな(顔だけでも彼女の二倍はある)オオカミに顔を舐めてもらっている写真が。

なんでもこのグリモーという人は、一匹の雌狼との偶然の出会いによって閉ざされていた自己を解放し、ピアニストとしても飛躍することができた、という人らしい。99年には「ニューヨーク・ウルフ・センター」という狼の保護施設も設立しているそうだ。

とても美しい人だけれど、グリモーからはどこか風変わりで非常にセンシティブな感じがビシビシと伝わってくる。こういうときにも私は、ちょっと怖いなという気持ちになって、少しばっかりびびってしまうのだ。
 
 
 
 


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