Leonna's Anahori Journal
DiaryINDEXpastwill


2004年03月24日(水) 天中殺

あれからいろいろな病院にかかった。

ふり出しは市の夜間診療で、そのあと総合病院の脳神経外科。その総合病院にはその後もう一度救急車で運び込まれ、運ばれる途中は何でもなかったのに、着いて注射と点滴を打ってもらい静かに横になっていたら、どういうわけか過換気症候群になってしまった。

“過換気”という言葉だけは知っていたが、生まれて初めての体験。手は氷のように冷たくなっておかしな形に固まったまんま。手足の末端から痺れが広がってきて、最後には腹も胸も顔の筋肉まで痺れてきた。ほんなこつ恐ろしかー。病院側はパニック障害だというのだが、何かもうひとつ納得がいかない。

その後、病院を変えて国立の心療内科にかかる。すでにまえの病院でCTはすんでいたのだが、今度はMRIをやってみることに。
これまた初体験だったわけだが、かかってみてビックリ。スンゴクうるさいのだ、MRIは。ガンガンバンバンと耳元で凄まじい音がする。こっちは頭痛でオミャー状態になって医者に来てるのに、これじゃまるで嫌がらせみたいじゃないか。ミャー。

--

なにかの拍子にわかったのだが、どうやら私は今年、天中殺であるらしい。
はー、そうですか。天中殺。それでね。なるほど。
そうしたら、今後こういうよからぬことに見舞われたら「しゃーない天中殺だもん」と呟いてあきらめることとしようか。
それはそれで使い道だよね、天中殺の。

ところが。本日医者にかかった帰りに立ち読みをしていて、天中殺以上に嫌なことを知ってしまった。
なんでも鬼谷算命学という占いによれば、私は人によろこんでもらうことがとにかく好きで、“他人のよろこぶ顔見たさに行動してしまう”星のもとに生まれているのだそうだ。これを最悪といわずして何を最悪という。

他人なんかよろこばせてどうするんだよ。自分がきもちいいと思うことを最優先して暮らせばいいじゃないか。そういうことだから、いいわいいわでホイホイときて、最後に阿凡!でアチャパーになるんだろう。馬鹿か、おのれは! オミャー…。
私はいやーな気分になって書店をあとにした。


 教 訓: オミャー状態の人間は立ち読みなどせず帰るべし。


そうさ、帰って、さっさと寝るのだ。そういえば死んだ母親もよく言ってたよ。“寝るより楽はなかりけり、浮き世の馬鹿はおきて働く”ってね。ミャー。





レオナ |MAILHomePage