Leonna's Anahori Journal
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2003年12月14日(日) |
矢野顕子「さとがえるコンサート」 |
はじめての、生ヤノアキコ。 恒例「さとがえるコンサート」の最終日をNHKホールで。 その感想をひとことで表すならば…
ヤバイよ。
矢野顕子、マジヤバイ。 --
夫の坂本龍一は、決して矢野顕子の前ではピアノを弾かない、なぜなら彼女の方が上手なのを承知しているから、とかなんとか。その手の話はいろいろと聞かされてはいたのだが。たしかにスゴイわ。矢野顕子とピアノの関係というのは、弾く、弾かれるという関係(つまり楽器と人間の関係)を超えてしまっているように見えた。
矢野顕子という人は、うれしさや優しさ、幸福といったものと同じかそれ以上に、つらさ苦しさ悲しさといったものをよーく知っている人なんじゃないだろうか。さらにしっかりとした道徳観念も持ち合わせている。
そして、にもかかわらず、この矢野顕子という人には音楽的タブーというものがいっさい存在しないのだ。そこで、初めてライヴを観た私のような人間は「こういう人を野放しにしておいて良いのだろうか?」(言葉の限り褒めてます)などという感想を抱くことになる。
なかでも圧巻だったのは「ナイト・トレイン・ホーン」という夜行列車が“主人公”の曲。こんなのありなのか。初めて聴いたよ。 今回は「ピヤノアキコ」発売後ということもあり、ピアノ一台だけのステージだったけれど、とにかく堪能した。楽しかった。泣いた。
矢野顕子の魅力はCDでは半分くらいしか伝わらないのではないだろうか。誰しも、生きてる間に一度は生ヤノアキコを聴いた方が良いのではないだろうかな。そんな気持ちにさせられたコンサートだった。
-- さて、帰るとすぐに、こんどはトヨタカップです(ああ忙しい)
しかし、あまり気分の良い試合ではなかったですね。面白くなかった。試合もだけれど、中継する局の態度が気に入らない。 だってこのまえ、あれほどサッカー中継に鈴木健アナつかわないでくれと言ったのに…。コスタクルタ37歳、37歳って、何回言ったら気がすむのよぅ。ムカ〜
とにかく、テレビ局がでっちあげたスター軍団vs無名チーム(しかもビンボー)という図式がとっても嫌。だから結果的にテレビ局の思惑を裏切るような結果(PK戦でミランが負けた)になったのは、むしろいい気味だとさえ思われ。
しかしピルロがいきなりPK外したのにはビックリー。あの瞬間に私の中ではミランの負けが決定的になったのだった。
(あ、そうそう。明石家さんまが「ガットゥーゾは普段ああいうことする選手じゃない」と言っていたけれど。やってますよ、あのオットセイヘディングは最近のガットゥーゾのお気に入りなんです。ガットゥーゾだって日々進化しているんです)
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