Leonna's Anahori Journal
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この週末のサッカー。
J1の優勝決定戦(マリノス×ジュビロ)も良かったけれど、それ以上に面白かったのがプレミアリーグ、チェルシー×マンU。
チェルシーのきびしい守備と、それをなんとかかいくぐって得点しようとするマンU。ディフェンスが“無い”とさえいわれるイングランドサッカーで、そう来たか、チェルシー。なかなかやるじゃないか。
しかもプレミア特有のスピード感はそのまんまで、ダイナミックに攻守が切り替わる。観ていて何度も口から胃だの心臓だのが飛び出しそうになった。 さらに後半の、あのライアン・ギグスの優美としか言いようのないドリブル突破。まるで夢をみているみたいだった…。文句無しに今週末のベストマッチ。
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そして、その次に面白かったのが件のマリノス×ジュビロ。これが第二位。
で、僅差の三位が天皇杯1回戦、ザスパ草津×市立船橋高校。0−1で市船がJFLのザスパに勝った試合。これが三位だ。
イタリアダービー(ユヴェントス×インテル)は思ったほど面白くなかった。このまえのミラノダービーもつまんなかったしね。こういう大一番に限って、なぜかハズレるときは大きく外れるもののようだ。
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ところで、11月23日に行われたセリエA第十節は全ての試合の開始前に、選手、観客を含めた会場全員による黙祷が行われた。 これは去る11月12日にイラク南部ナシリアのイラク軍警察でおきた自爆テロの犠牲者に捧げられたもの。この自爆テロではイタリア人19人と、イラク人9人が亡くなっている。
黙祷を捧げるピッポやガットゥーゾの顔を見ながら、サッカーを観ていても、こんなにはっきりと国際紛争の影を感じるようになったのかと複雑な気持ちでいたのがちょうど一週間前。そして、とうとう今度はティクリートへ向かう道の途中で、邦人外交官二人が襲撃されて命を落とすという事件が起きてしまった。
-- 最初に掛け違えたボタンは、最後まで掛け違うものだ。放っておいたら、いつの間にか、勝手に正しく掛け直っていたなどということは、決して起こりはしない。
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