Leonna's Anahori Journal
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きょう。広島原爆忌。
そういえば武田百合子は生前、毎年終戦記念日には井伏鱒二の『黒い雨』を読むのだと書いていたっけ。
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先週からネットで探して、ジュネ関連の本を2冊買うことができた。
『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』 ジャン・ジュネ/鵜飼哲訳 『ジャン・ジュネ伝』 J・B・モラリー/柴田芳幸訳 ジャコメッティの方は普通にbk1で買えた。ジュネ伝は古書、easy seek で。この本はわりと出回っているようで、数冊の候補の中から最も安い2千円のを買った(定価は4500円)。
そして今日。easy seekから『恋する虜』が出たとのメール。ところがこの本、売価が9千円だというんだ…。払えないよ。いくらなんでも9千円は, 出せない。
ちょっとまえに3千円くらいで一冊出たんだけれど、出ると同時に買い手がついたようで私がアクセスしたときには売れてしまったあとだった。でも、めげずにもう少し待ってみることにする。復刊の可能性だってまだ消えたわけではないし。
『ジャン・ジュネ伝』は面白そうな本だ。全編に著名人の名前がちりばめられており興味深い(このひとジュネと接触があったのかと驚く)のだが、後半(最後の方)になると、ハムザ、モハメッドなど明らかにイスラム圏の人のものと思しき名前が増えてくる。
今週末ソファが張り上がってきたら、それに掛けて読む、最初の本にすると決めた。
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