Leonna's Anahori Journal
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2003年07月14日(月) |
カップリング本を選ぶ楽しみ |
体調悪い。会社を休んで医者に行く。
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医者にかかった帰り、銀行へ寄ったついでにららぽーとでお昼を食べる。あまり塩分をとるとまたむくみそうで、うどんの汁を残す。
ナイキショップの前を通りかかったら、お店の壁にリンゼイ・ダベンポートの大きな(畳一枚分より大きい)写真が壁紙みたいにして貼ってあった。
プロスポーツ選手の、しかも動きのある白黒写真てかっこいいなあ。ナイキのイメージ戦略に簡単にはめられて感心する私。しかしあれ、まさか等身大じゃあないよね。 (いくらダベンポートが大柄でもそれはありえません。そんな人類いないだろう。そうとう悪いんじゃないのかわたしは) --
本屋でイタロ・カルヴィーノ『見えない都市』を発見して、即買い。こういう本が文庫本(河出)になってるのか。フームムと、またもや感心する。
私は文庫本を買うとき、大抵一冊ではなく“カップリング本”というのを探して、抱き合わせで買う。この“カップリング”の条件はその時々でまちまち、要するに私が「よし」と思う組み合わせならば何でも良いのだが。
本日カルヴィーノには、百鬼園先生の『第一阿房列車』をカップリング。カバー裏の百鬼園先生の漬け物石みたいな顔写真を一目みたとき、ブリューゲルの絵のごとく摩訶不思議で蠱惑的な『見えない都市』の魅力に対抗しうるのはやはりこの爺さんしかいない、と確信したので。
本を読む時間がなかなかなくて、積ん読本ばかりが激増中のこの頃だけれど、こうやって本を物色している時間というのも読書中に負けず劣らず楽しいものだ。
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ついうろうろしているうちにだるくなってきたので、帰って、買った本を開けもせずに放り出して、寝た。
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