Leonna's Anahori Journal
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毎日毎日、風が強い。今日は横浜の父のところへ。 帰りの電車、吹きさらしの長い鉄橋の手前で徐行運転に入った。 眼下の川面、三角波がざわざわしている。少しだけ、緊張。
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日本中のサッカーファンが一喜一憂したであろう今日のキリンチャレンジカップ、日本vsコスタリカ。
試合の終盤、ちょうどいまオンエア中の nakata.net.TV で宮内聡さんが話していたことを思い出した。どんな話か、内容をかいつまんで書くと、トルシエは自前の分厚い教科書のうち、ディフェンスの部分についてはかなりうまく教え込むことが出来たけれど、オフェンスの部分まで手が回るまえに時間切れになってしまった(W杯が目前に迫ってしまった)のではないか?、というもの。それから、彼はもともと自分がDF出身だからついそちらに力が入るのかもしれない、とも言っていた。
(念のために書いておくと、宮内氏の話には、いわゆる”トルシエ嫌いによるトルシエ批判”というようなニュアンスはまったくなし。平明で説得力のあるはなしだった。)
その流れにそってもうひとつ。これは私が思ったことだけれど、三都主の帰化申請がもう少し早く認められていたら、今日の試合内容は違ってきていたかもしれないな、と。つまり、三都主を中心とした攻撃パターンがもう少し練れていたら、あと一、二点は入っていたのではないかと思ったわけだ。この点、きっとこれから親善試合や合宿を通して練り込んでくるのだろうなと、そんなふうに思いながら観ていた。 いずれにしても、日本にはヴィエリもアンリもニステルローイもいない。それをカヴァーするのは並外れた技量をもつMF(中田ヒデ、小野、三都主等)。得点しようと思ったら、彼らの技術を最大限に生かして攻撃パターンを組み立てるしかないんだなと、改めて現状を認識した次第。
ところで、明神選手のあのシュート。誰があわせるのか?!と固唾をのんで見守っているうちに入ってしまった、あのシュート。普通ああいう試合でのゴールといったら場内総立ちで凄い歓声になるところ、一瞬、し〜んとしましたね(笑)。 ちなみにこの明神選手の我が家でのニックネームは、猿飛び佐助(略してサスケ)(笑)。シドニー五輪以来の呼び名です。ご贔屓選手の超ファインプレーに(一瞬の沈黙のあと)チマリス、大喝采でした。
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