ひとつ屋根の下 - 2009年01月29日(木) 野島伸二のドラマは昔面白かった。 あれは野島伸二が20代後半から30台半ばの頃なのだろうか? 『高校教師』『家なき子』『人間・失格』『ひとつ屋根の下』・・・ でも何か、昔の名作文学とか子供向け文学作品とかを下敷きにしているようなところも感じられる。 昔作られたもので、ほとんどのものが消え去ってしまい、今でも残っている作品がどれくらいものすごい作品なのか、漫画を描いているものにとっては痛いほどよくわかる。 ほとんどが残らないんだよ! 自分んの書いたものなんて、連載が終わって、1年もしないうちに忘れ去られてしまう。 そんな、時代に押し流されないで残ってきた作品を下敷きにして自分が物語を作ると言うことは、常々考えている。 簡単にはそれを焼きなおすアイデアが浮かんだりとか、この作品を焼直してみたいとか、そういう思いになることはそんなには無いけれど、あることはある。 また、もともと自分が発想した物語の下に、昔の文学作品を敷いてみるという作業もしないことは無い。 ここんところ、そんな発想が、頭の中でいろんな形で発酵し始めている。 頭の中がとても気持ちいい。 その発想をここでぶちまけてみたいところだけど、それはいつか遠い未来のことに、するとしておこう・・・ -
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