イタリア回想2 - 2007年01月09日(火) 朝5時半に起床。 ほとんど眠れなかった。 雨が降り始めていて、外でザアザア音がし始めたのが気になって、眠れなかったようだ。 天気予報は朝から大雨。 でも僕らが家を出るのは6時過ぎなので、もしかするとまだ雨は降っていないかもしれないという予想をしていたが、甘かったようだ。 顔を洗い、服を着替え、さて荷物はどうするか? 前日に準備したので、宅配便で成田まで送ると言うのは無理な話。 とにかく運ばなければいけない。 雨の中どうやって運ぶか? 初めにタクシーで行くことを思いついたが、3件電話して、全部にことわられた。 「そこはうちが営業をしている住所ではありません」 みんなそんな反応だったが、朝早すぎるのも原因だったのではなかろうか。 でっかい、コロ付きのバッグふたつに肩から提げるバッグをひとつ。 それを妻と二人で、歩いて10分の最寄り駅までとにかく運ばなくてはいけない。 雨の量はどんどん増してきているようだ。 不透明のごみ袋を取り出して、バッグを包み、ところどころ空いている隙間にガムテープを貼り付けていく。 出かける準備が整った。 予定より15分ほど遅れているが傘を差して出かけた。 途中、コンビニに寄り、お互いのパスポートをコピーして、交換する。 こうすれば、どちらかのパスポートが盗まれたとしても、どちらかがコピーを持っていれば、手続きがしやすいからだ。 これから出かけるイタリアはスリ大国でもある。 重い荷物を何とか駅まで二人で運び、電車に乗リ込む。 予定より少し遅いのでゆっくり休む予定が、時間が気になって、妻も僕もあまり電車の中で休めず、西武線から山手線、それから京成線特急が着いてすぐにあったので、とにかく飛び乗る。 そこで何とか飛行機の時間に間に合うことがわかる。 乗継がよっぽどうまく行ったのか、なんと40分も余裕があることがそこでわかった。 -
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