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ヒビノタワゴト〜2nd Edition
めずらしくちょい真面目な話
私は横浜市民である。
先日「住民票コードのお知らせ」が届いた。 所謂住基ネットの番号である。 既にご存知の人も多いかと思うが 横浜市は住基ネットの本人確認情報を神奈川県に通知するかしないかを 選択できるようになっている。 届くまでは「非通知」でいこうかと思っていた。 どんなに頑丈なセキュリティで守られたネットワークであっても それが絶対破られないなんてことは言い切れないのだ。 (これは以前仕事で何度と無くお客様に言っていた) 例え住民票に載っているような情報しか 入っていないデータだとしても それが100%安全でないのなら、やめておこうと思うのが 臆病かもしれないけど妥当だと思っていた。 そして人のプライバシーをプライバシーと思わない 国へのささやかな抵抗とも自負していた。 しかし、いざ届いてみると 自分でも信じられないような迷いが走った。 知らなかったのは私だけかもしれないが 横浜市は永久的に「非通知」扱いにするのではなく この住基ネットが「安全と確認されるまで」の あくまでも暫定処置にしか過ぎないことを知ったことで 自分一人が抵抗しても 所詮大きな波に飲み込まれてしまうんだという 諦めに似た感情が湧き上がってきた。 おっちゃんはこのまま「通知」を選択するという 私はどうしたらいいもんか。。。 まだ時間があるので、少し考えてみたいと思う。 2002年09月13日(金)
昔の今日はこんな日♪
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